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スポーツバイク・ハイロード
「BOMAロードバイク、取り扱い開始します」

作成2008/05/16

5月13日の午後、「BOMA」の発売元ASKトレーディングの営業さんがハイロードに来てくれました。
ASKトレーディング(外部リンク。別ウィンドウで開きます)

BOMAは2007年に第1弾モデルを市場に送り出したばかりの新興ブランド。ASKトレーディングは元々はロードバイクなどに使用されているカーボン素材(プリブレクなど)のなかでも最高級の日本製素材をアジアに供給している輸出商社です。素材についての卓越した知識とアジアの生産工場との強固な信頼関係を武器に、このほどロードバイク制作に乗り出したのです。

バイクとしての特性を決定するのはもちろん素材だけではなく各部の剛性バランスや角度設計なども重要です。これらの点に関しては国内の実力派選手がテストとアドバイスを提供し、乗車した際のフィーリングを確認しつつ製品が練り上げられています。

BOMAには他にも個性的なフルカーボン折りたたみバイク(!)やかわいいデザインのカーボン小径車などがラインナップにあるのですが、今回試すことができたのはロードの2車種です。

1)2008最新モデル、「CT−21C」

¥155,400税込

この春発売の最新モデルです。スペインの●●によく似たグラマラスなフレームデザインと、シャープできれいなグラフィックが目をひきます。表面の仕上げカーボンの美しさもさすが素材商社ならでは、という印象です。

フレーム素材はT700ハイモジュラスカーボンを主体にしていて、非常にお得な価格設定ということができます。サイズ構成はS/M/Lの3サイズ。とくにSサイズはやや寝かせたシートチューブ角度と相まってトップチューブ水平長さから判断するよりもハンドルを高め近めにセッティングできる寸法になっていて、ロングライドに好適です。


(曲面がきれいにつながる、優美なデザイン。表面は12Kカーボンクロスの美麗仕上げ)


(しなやかなラインのリヤステーと、ボトムブラケット集合部分。よけいなカーボン素材を除いて剛性をコントロールしているという。全体のグラフィックがシャープで格好いい)


(シートステー集合部分。曲面が美しい。)


(ストレートのフロントフォークとヘッドチューブ周辺デザイン。シンプルで美しいライン)

実際に載せて頂いた感想は、フレーム後部は地面を蹴ってどんどん推進したがる感じでレースでも十分に使える効率の良さを感じました。特徴的なヘッドチューブ角度はレースで過激なコーナーリングやスプリントをするとしたら反応に違和感があるかもしれませんが、ロングライド用バイクとしてはむしろこういう特性も「あり」かもしれません。

2)純粋レースマシン、「CT−11C」

¥168,000税込

BOMAの第1弾モデルです。レーシングユースを中心に考えた、走って速い事をねらったモデルです。各チューブはよく見ると断面形状が緩やかに変化する形状になっており、剛性のバランスを考えた形状になっています。スケルトンは若干シート角度が寝かせてあり、メーカーは「大腿四頭筋の出力を活かせる設計」といっています。自分の観点からは、より多くの人にとって正しい乗車ポジションが出しやすいように思います。

実際に載せて頂いた感想は、とにかく軽く(実測8kg以下でした)とくにフレーム後部が地面を蹴ってどんどん推進したがる感じです。この感覚には試乗車についていたBOMAのカーボン50mmリムのエアロホイールの性能も寄与していると思います。フロント周りはロードレーサーとして違和感のない特性を備えています。


(シンプルなヘッドチューブ周辺と、形状が選択できるというフロントフォーク)


(リヤステー部分。チェーンステーはしなやかさを、シートステーはダイレクトさをねらったかのような形状)


(太さが変化するメインチューブ形状で剛性をコントロールしている)

価格を考えたら、あり得ないくらいのバリューをそなえたモデルということができるでしょう。実業団やJCRCのリアルレースでこれから見かけることが増えそうな、超実戦派ロードマシンといえるでしょう。

ハイロードではこれからBOMAを取り扱って参ります。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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