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「2008乗鞍『ノリクライム』サイクリング」参加者ご感想(1)

作成2008/08/18

今回の参加者MOさんよりすばらしいレポートを頂戴致しました。

8月2日(土)、3日(日)の2日間を使って、スポーツバイクハイロードさんが企画する乗鞍岳サイクリングに参加してきました。

乗鞍でのヒルクライムレースは名実共に国内トップクラスの人気イベント。そのレースへの参加も勿論素晴らしいのですが、今回参加したノリクライムはそれに勝るとも劣らない利点があると考えています。

などと枚挙に暇がありません。

今回の乗鞍岳について、私はかなり高いモチベーションがありました。理由は、

といったところ。

二日間の乗鞍滞在において、基本的には「日曜日」にマックスの力で登ろう、と思っていました。 「高地順応があるから二日目の方がタイムが良い」「バルセロナ五輪代表のF田さんと日曜なら走れるかも」とかそんな理由です。が、予想外に早い時間に乗鞍に到着してしまったこともあり、十分土曜日でもタイムアタックの時間がある。そして、流されやすい私のこと。結局土曜日にタイムアタックをすることになりました。

タイムアタックの最中は、ハイロード参加者の一人のKさんと先頭を交代しながら登りました。ゴールが見えてからは、私もペースを上げて1秒でも早いゴールを目指しました。これはタイムはやいぞ!と期待をしてましたが、どうもゴール地点をいつも勘違いしているようで・・・カーブを曲がるたびに、「あら、もっとゴールは先だったか」と軽くショック(笑)

苦しいながらも昨年の本戦を上回るタイムが出たので改善余地を感じながらも満足できました。

さて、土曜日の夜は、ヒルクライマーとして有名な、K-56さんと、Mt.富士や乗鞍で優勝している元オリンピック選手のF田さんとの豪華で楽しい談話の時間を過ごすことができました。 特に藤○さんといろいろ話をさせていただき、非常に参考になりました。話をした内容は自転車仲間に共有したり、自慢したりできたと思います(笑)

さて、次の日曜日です。今回の乗鞍ツアーでは、予てから気になっていた白骨温泉に日曜に向かいました。ミーハーながら、やはり私も「白濁した硫黄臭」「湯量が豊富」「多少ひなびた雰囲気」のある温泉が大好き。乗鞍温泉もそうですが、草津(群馬)や酸ヶ湯(青森)、姥湯温泉(山形)などがその条件を備えていた印象深い温泉です。

乗鞍から白骨までのアクセスルートは非常に分かりやすく基本的に一本道。ペンション乗鞍から鈴蘭の駐車場まで淡々と登ってからは、料金所の跡の脇を通ってさらに2.7キロほど登りが続きます。「乗鞍の最高地点まで行くのは辛いけど、せっかくここまで来たんだから坂を堪能したい」という方には丁度良い標高差でしょうか。

所々道の荒れた所があり、登っている際は気にならなかったのですが、下りの時は手への衝撃(ガタガタガタ!と振動が伝わる)があり、十分な減速を行わないと怖いと感じる可能性はあります。攻めるような下りは控えるべきと思いました。 一旦登りきってから、白骨温泉まではずっと下りになりますが、下りながら「ここをまた風呂に入った後に登るのか?」という軽いクライマーズハイに襲われることでしょうww

また、途中に一箇所あるトンネルは中が比較的暗いのと、路が荒れているため(仲間がリム打ちパンクをしました)要注意です。

暫く下り続けると目に飛び込んでくるのが、温泉宿の数々。細い路沿いに風情のある宿が点在する雰囲気と絶好の天気に覆われ、勢いテンションも高くなります。立ち寄り湯は10時半スタートが大半だったのですが、我々は9時ごろには着いていたので、8時半から営業を行っている公衆浴場(500円)に寄る事にしました。(乗鞍側から白骨にアクセスすると、この公衆浴場は白骨温泉のまだ入り口付近にあたるため、結果的にここで満足してしまった我々は温泉街の全体像を把握するに至りませんでした)

公衆浴場へは階段を川沿いまで下りていきます。浴場の屋根からして風情満点(写真)。そして川沿いの心地よい風と絶壁の風景(写真)はまさにヒーリングポイント。階段には砂利が敷いて有り、板もあるためクリートでもあまり滑らない印象。非常に良いお湯を堪能できました。我々は直ぐに温泉を後にしましたが、土曜日に早く乗鞍に着いたなら、土曜の夕方まで白骨の温泉めぐりをするオプションプランもありだと思いました。温泉街の全体像把握は次回以降の楽しみに取っておきますw

このほかにもペンションでのおしゃれでおいしい食事やソバを堪能したりと1泊2日ながら濃密で楽しめるイベントでした。乗鞍の本戦は参加しなくてもまたノリクライムには参加したいと思います(笑)

(ハイロードより)すばらしいレポート、大変ありがとうございました。MOさんはお仲間3人の小ユニットでのご参加でしたので、そのお仲間で土曜日はまとまって別ルートを走られました。こういう自由なプランができたのは今回よかったと思っています。またぜひご一緒ください!

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