東京品川・武蔵小山のスポーツバイクショップ、スポーツバイク・ハイロードです。バイクフィッティング、インソール成形、イベント参加などご相談ください!

スポーツバイク・ハイロード
「2009SKI EXPO Japan視察」

作成2009/02/27

さる2月25日水曜日(定休日)、東京池袋で開催されたスキーの展示会に行って来ました。本来はシダス・コンフォマーブルの新情報をチェックしに出向いたのですが、予期せぬ発見や出会いがあって楽しく収穫のあった一日でした。


(雰囲気たっぷりのきれいなレトロスキー。小賀坂スキー)

この日のアルバムはこちらからぜひどうぞ(ピカサ。別ウィンドウにて)


1)シダスは2つの新製品を発表

2009年冬シーズンに向けてシダスは2つの新製品を投入してきました。いずれもあらかじめ成型済みの「ステップイン」タイプです。アルバムから解説と写真をご覧ください(ピカサ。別ウィンドウにて)


2)「スター商事」でおもしろアイテム発見

スキー山岳関連商社のスター商事のブースでは、完全防水のグローブ「セイラス・エキストリーム・オールウェザー・グローブ」(¥6,510税込)を発見しました。この価格で縫い目まで完全防水というのは破格だと思います。

ブースでは本当に水に手を突っ込むデモンストレーションまで体験できるようになっていました(もちろん試してきましたよ♪)。

他にもネオプレン使用のフェイスマスク(セイラス社が70年代にこの製品をはじめて開発したそうです)や、キャップとフェイスマスクが一体になったアイテムなど、便利そうでおもしろいものがありました。

スター商事ではこのほかにも、スイスのSIGG(シグ)の飲料ボトルなども扱っています。ハイロードですぐに扱えるかは未定ですが、便利そうなものが色々ありました。

スター商事のホームページはこちら(外部リンク。別ウィンドウにて)


3)「スーパーフィート」で、「足の達人」に遭遇!

 会場で偶然インソールのブースを見つけたので立ち寄ってみました。この「スーパーフィート」は1970年代後期にアメリカの足病治療研究所「ノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリー」を母体にして発足したインソールメーカーです。

 短時間で教えて頂いたところでは、スーパーフィートはシダスと同じく足裏のアーチ構造を維持することを重視するのですが、その方法論が異なります。シダスは足裏にインソール全体を沿わせるように足裏全体を正しいアーチの高さまで持ち上げることでアーチを作り出すのですが、スーパーフィートではこのやり方を「腰の筋肉が弱っている人にコルセットを使わせると、その場その場では痛みを取るなどの効果があっても、そのうちにコルセットに頼りきりになりかえって筋力が落ちてしまうことがある、それと同じような危険がある」と考え、別の方法をとっています。

 スーパーフィートでは、アーチの崩れの原因をかかとの骨が傾いてしまうことにあると考え、かかとの骨を正しい姿勢に起こすよう、主にかかと付近をインソールでサポートします。するとかかとの骨の正しい姿勢に足の骨全体の配列が影響を受けて、いわば自力で正しい足裏アーチを形成するというのです。

 これは大変おもしろい話で、さっそくデモンストレーションをお願いしました。対応くださった方は物静かな方で、自分青山の靴を脱がせてカーペットに立たせ、足裏をのぞき込み、足先・かかと・膝頭など数カ所を軽く触診しただけでアーチが低めでかかとが内側に傾いている自分青山の症状を言い当ててしまいました。ついでインソールを床において自分青山をそこに立たせ「両腕を目の高さでまっすぐ前に上げ、両手を重ねてかかげてください、そこを上から押し下げますのでできるだけ踏ん張ってください」といわれました。

 いわれたとおりにすると、足を踏ん張ってある程度は押し下げる力に抵抗ができます。「今度はインソールからおりて直にカーペットの上に立っておなじことをして見てください」今度は押し下げられると前につんのめってしまい、ウソのように踏ん張ることができません。再度インソールに立たせて頂くと、重心がくるぶしの下あたりに感じられ(古武道でいうウナで立っている状態)、バランスよく立てていることが実感できました。


(効果にびっくりしたデモンストレーション)

 もう一つ驚いたのは、このインストラクターさんが自分青山のかかと周辺を軽くなぶるように手でマッサージすると、インソールなしでも短時間ならこの正しい立ち方が維持できるようになったことです。この手技はかかとの骨を短時間だけだが正しい姿勢に戻す効果があるのだそうです。

 自分は普段はこういうデモンストレーションではめったに影響を受けないたちなのですが、今回の鮮やかなデモンストレーションには強い印象を受けました。この凄腕のインストラクターさんは「スーパーフィートテックインストラクター 水口慶高」さんといいます。


(お願いしてポーズをとって頂きました)

 他にもこのスーパーフィートはシダスとは異なった方法論をいろいろと持っていました。たとえばユーザーに合わせて完全なカスタムインソールを作成する場合、シダスは装置を踏みつけて体重がかかった状態を想定して制作しますが、スーパーフィートでは椅子に掛けさせて脚を宙に垂らし、脱力した状態(ニュートラルポジション)でバキュームを使って成型します。足病治療のノウハウをフィードバックして得られた厖大な情報を元にこうしたシステムは作られているのだそうです。

当店ハイロードではかねてシダスのインソールを導入しており、アーチのサポートのみならず、足裏の密着感一体感など様々な面で大変優れていると考えています。しかし、今回自分の受けたデモンストレーションが比較的廉価な既製品で行われていながら大きな効果を感じられたことから、スーパーフィートのシステムにもおおいに興味がわきました。

当店ハイロードでこのスーパーフィートを導入するかは検討中です。


おまけ〜「ヒハツ」を求めて銀座で沖縄産品ショップに立ち寄り

 先日テレビで紹介されて気になっていた沖縄独特の香辛料「ヒハツ」を求めて、有楽町まで足を伸ばしました。有楽町駅徒歩2分の「銀座わしたショップ」で手に入れた別名ナガコショウとも呼ばれるこれは、口にするとしばらくのあいだ手足末端の血行が促進されるのだそうです。味・香りははじめシナモンのように甘くスパイシーで、後から少しぴりりと辛くなります。このお店では「ヒバーチ」という名称で扱っていました。

もう春の気配ですが、今日のように寒くなる日もまだまだあります。どういう効果があるか、実際に使ってみるのが楽しみです。

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