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スポーツバイク・ハイロード
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作成2010/10/15 更新2011/02/05 アンカーRFA5スポーツ、入荷しました |
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そろそろ2011年モデルのロードバイクについても情報が出そろってきました。昨今のスポーツバイクブームのため、バイクのブランドもモデルもそれこそ「百花繚乱」。どのモデルを選んだらいいのか選びあぐねるほどです。そこで当店で取り扱い可能なバイクの中から注目のバイクをピックアップしてみました。
このページではふたとおりの基準で各バイクに着目しました。どうぞお楽しみください。
少しロードバイクに慣れてきた方が2台目に選ぶ「軽く乗り心地がよくて、しっかりした性能のバイク」として、フレームがフルカーボン製&コンポーネントパーツがシマノ105という構成の完成車は各社がとりわけしのぎを削る「激戦区」です。最近では「どうせなら最初からしっかりした、ちゃんとつきあえるバイクを手に入れたい」「カーボンならではの流麗なフレームデザインは譲れない」といった見方から、初めての方でもこのカテゴリーに着目することも増えてきました。
ここでは特にコストパフォーマンスに優れたモデルを主体に、このカテゴリーのおすすめバイクをピックアップします。
MERIDA SCULTURA 905-COM
¥199,900税込
カラー:ブルー&ホワイト、カーボンブラック&レッド
ポイント
台湾に本社を置き、ドイツで開発を行うグローバルブランド・メリダは「高振動吸収性能&超軽量」を売り物に昨年まで最上級だったスカルトゥーラ・デザインを入門カーボンバイクに投入、恐るべきハイバリューのモデルを発表しました。ブランドイメージこそまだ白紙に近いメリダですが、名門「スペシャライズド」の制作をOEMで担当するなど品質については折り紙付きです。
INTERMAX X-LIGHT
¥215,000税込
カラー:ホワイト、カーボンブラック
ポイント
昨年196,000円で販売されていたフレームセットがこの価格で完成車になってしまいます。価格自体もさることながらフレームのクオリティを考慮すると、こちらも恐ろしいほどのハイバリューといわねばなりません。シンプルなフレームデザインで、バイクの性格は超軽量ながらやはり実戦派のインターマックスらしい、シャープでレーシーな味つけのようです。弱点としては供給数量が少ないようです。
KUOTA KHARMA105
¥238,000税込
カラー:ホワイト&レッド、ホワイト&カーボンブラック
ポイント
昨年この価格で登場してこのカテゴリーにセンセーションを巻き起こしたハイバリューバイクは今年も健在です。今年はカラーバリエーションが増えました。大胆な曲面を多用した流麗なデザインは所有欲を大いに満たしてくれそうです。バイクの性格はレースからサイクリングまでそつなく走れる万能型のようです。輸入元によれば「今回はかなりの数量を用意しました」そうですが、2010年はごく早いうちに完売で手に入れられなかった方がたくさんいました。今年も「奪い合い」必至です。
同じフレームでアルテグラコンポの兄弟バイク「カルマ・アルテグラ」は¥298,000でこちらもお買い得です。
DEDACCIAI NERISSIMO
¥239,800税込
カラー:ホワイト&ブラック
ポイント
フレーム素材メーカーのデダチャイが自社ブランドで展開を始めた新しいブランドです。イタリアンらしいマッシブかつ大胆な造形がこのブランドの特徴で、有名他ブランドへのOEM供給も手がけ品質も一流です。ニューモデルのネリッシモはフレーム単体が¥189,000で販売されることになっており、これを考えるときわめてバリューの高い完成車パッケージといえるでしょう。輸入元インターマックスが「クオータ・カルマと人気を分け合うべく」戦略的にリリースしたハイバリューバイクです。
FELT Z5
¥207,900税込
カラー:ホワイト
ポイント
「フルカーボン&105」のカテゴリーで最強のバリューを誇ってきたフェルトは今年も健在です。フレーム設計からして純レーサーとはやや異なるロングライド志向に適した形状を採用し、軽量でしなやかなフレーム特性を与えられた上質なロングライドバイクがZ5です。こちらも人気集中による納期遅れ・早期完売が見込まれます。
FELT F5
¥204,750税込
カラー:サテンカーボンレッド
ポイント
参考重量8kg未満という超高性能カーボンバイクがこの価格で販売されます。このF5のバイク特性はハンドル低めの純レーサー志向の乗り方に適します。フェルトはドイツのブランドらしくやや大きいサイズがきちんと手にはいるのも注目ポイントです。こちらも品薄必至です。
BRIDGESTONE ANCHOR RFX8 EQUIPE
¥265,000税込
カラー:オーダーカラー
ポイント
価格で見るだけだとあまり特色のないバイクですが、その中身は「驚異的」です。軽くしなやかでリズミカルなペダリングにマッチしたフレーム特性は「アンカーラボ」の膨大なデータ解析にもとづき、日本のライダーの体格・乗り方・走るフィールドまでをも考慮して生み出されたものです。フレーム寸法設計(スケルトン)の点ではレースにも適したデザインですが、しなやかで軽量なフレーム特性がロングライドやヒルクライムにおいても最高の快適さを生み出します。オーダーデザインもたぐいまれなサービスです。こちらはすぐに売り切れる危険は少ないでしょう。
<サイクルモードで実車に触れてきました>
カーボンの軽量しなやかバイクの代表作です。こちらも乗り出したとたんに軽やかに加速する感じがえられました。ベーシックで重量のあるホイールが装備されていたことを加味すると大変軽快な加速を楽しめるバイクだと思います。
しなやかなバイクは無理に乗るとしなってしまい不安なこともあるのですが、このバイクはあえて強力な踏み込みを加えても力強く反応してくれ、レースでも十分に対応できる強さを併せ持っています。
体重60kg台半ばの自分のようなホビーライダーにとっては「しなやか軽量だが、立ちこぎでダッシュするときもがっちり反応する」オールラウンドに楽しめるバイクでした。
(流れるような赤のアクセントが非常にかっこいい!)
(こちらは別デザイン。精悍な印象)
OPUS ANDANTE
¥199,800税込
カラー:ホワイト&カーボン
ポイント
いわゆるハイモジュラスカーボンを使用したフルカーボンバイクが価格破壊プライスで登場します。
オーパスは今年日本参入の新しいブランドですが、カナダ国内では大きなシェアを誇ります。ブランドの母体はカナダ国内大手の自転車関連流通会社なので、ブランドの成り立ちは「スペシャライズド」にちょっと類似しています。また品質管理について厳格な体制を敷いていることも力説されていました。
「アンダンテ」(”歩くように”)と名付けられたこのバイクはその名の通りレーサーと言うよりはロングライド、サイクリングバイクとして設定されており、登坂で無理がないようにロードとしては異例なほど軽いギヤを標準装備しています。またこの贅沢にも名門マビックの完組ホイール「アクシウム・レース」を搭載しているのもこの価格を考えるときわめて異例といえます。
アンダンテはブランドの日本での認知獲得のため投入される「戦略価格=お買い得!」のバイクです。乗っている人がまだほかにほとんどいないこと、クリーン&シンプルなデザインも魅力といえるでしょう。
最近のスポーツバイクブームでライダーは激増しています。イベントも増えているのですが、増えているのはヒルクライムやロングライド、エンデューロといった純粋なロードレース(マスドレース)とは異なるものばかりです。つまり、いま実際に多くの(特に新しい)仲間が走っているスタイルは、レースとその練習のために走る昔からの「レーサー・スタイル」というよりはむしろ、「自分のペースでスポーツ走行を楽しむ」という、名付けるならば「スポーツサイクリング・スタイル」ともいうべきものなのです。
ところがロードバイクのデザインにおいてはシーンの頂点であるプロロードレースのイメージを反映した、シャープでスパルタンな「レーサー・スタイル」の性能・乗り味のバイクが大多数で、上記の「スポーツサイクリング・スタイル」のライダーにとって最善とはいえないものも多く見られます。
そこでここでは特にロングライドに焦点を当てて、「スポーツサイクリング・スタイル」でロングライドを楽しむために最適なバイクを、また初心者向けに初級〜中級レベルの予算範囲に限ってピックアップします。なおこのカテゴリーでもっとも著名なのは「スペシャライズド・ルーベ」シリーズでしょう(現在当店扱いなし)。
★当店在庫入荷しました!(2010/12/25)(別ウィンドウにて)
LAPIERRE SENSIUM100CP
¥262,500税込
カラー:カーボン&ブルー
ポイント
当店でも今年から扱いが可能になったフランスNo.1ブランド、ラピエールのロングライドバイクがセンシウムシリーズです。特にこの100CPは「フレーム単体推定コストより完成車価格が低いかも」という「超ハイバリュー」の1台です。センシウムは長いホイールベース・高めハンドル位置などロングライドに好適なフレーム設計に振動吸収性能を特に向上させるエラストマー部材をフレームに搭載した、乗り心地を追求したバイクです。フレンチブランドらしい流麗なデザインも所有欲を満たしてくれます。
ほかの写真はこちら(ピカサ掲載写真・別ウィンドウ。ほか数枚あります)
在庫車両入荷しました!(2011/01/28。別ウィンドウにて)
COLNAGO ACE105
¥299,250−税込
カラー:レッド&ホワイト、ホワイト&ブラック
ポイント
本場イタリアでも屈指の伝統を誇るコルナゴも手頃なロングライド用ロードバイクを開発しました。コルナゴは自社でもロングライドイベント「グランフォンド・コルナゴ」を主催するほどですからこのようなニーズがあることは十分に認識しています。
コルナゴの「ACE」は純レース用に磨き上げられたコルナゴの伝統的なフレーム設計を踏襲しつつヘッドチューブのみを延長して、ハンドルを高めにつけたときの見た目や剛性バランスを最適化した、いわばスピードロングライド用バイクです。
選手たちが”流れる”と言い表している、コルナゴに特有の”速度が低下しにくいスムーズな走行感覚”を従来同社比でみるときわめてお買い得なパッケージで提供しています。フレームの基本的性能をきちんと引き出せるシマノの105コンポパーツと同WH−R500RS10ホイールセットが搭載されており、愛着を持って長くつきあえる一台といえるでしょう。デザインの国イタリアらしい、シンプルでいて流れるようなデザインも所有欲を満たしてくれます。
CERVELO RS
フレーム¥299,250−、 105完成車¥357,000−
カラー:ホワイト&レッド
ポイント(完成車)
超一流のカーボン技術を誇るサーベロのロングライド用軽量カーボンバイク。ロングホイールベース・ロングヘッドチューブなどピュアレーサーとは異なるニーズに的確に対応したフレーム設計で、上級レースフレームと同様のカーボン技術できわめて丁寧に軽く作られています。2011年はデザインがシャープ&シンプルになりました。フレーム価格を考えると105完成車はかなりのバリューを備えています。
<サイクルモードで実車に触れてきました>
きわめて高度なカーボン技術を誇るサーベロが快適性に留意して制作したロングライドバイクがRSです。まったりとした穏やかな乗り味を予期して走り出したのですが、実際のところは「軽い!硬い!速い!」という、紛れもないサーベロフィーリングのバイクでした。中級のホイールとタイヤを装備していたので、パーツ選択で得をしているということはなく、実際にフレームが軽く反応のよい作りなのだと思います。
このバイクも、やや意地悪にハンドルをこじるような乗り方をしてみたのですが全く危なげなく安定してパワーを受け止めてくれました。メーカーは乗り手の体重制限を設けていません。
レーススピードでも十分楽しめ、走りの軽さに助けられてロングライドをいっそう楽に駆け抜けられる、そんな印象でした。
(旧カラーだが中身は同じ)
(ハンドル高めのセッティングに向く)
BRIDGESTONE ANCHOR RFA5 SPORT
¥150,000税込
カラー:ホワイト&レッド、ホワイト&ブルー
ポイント
最近のバイクパーツは非常に高性能になっていて、「スポーツサイクリング・スタイル」でロングライドを楽しむためにはシマノの中級コンポパーツ「ティアグラ」でも十分すぎるくらいです。これをロングライド用新設計アルミフレームに搭載したのがこのRFA5スポーツです。このフレームは「上級のRFX8の乗り味をより手頃なアルミ素材で実現したい」という野心的なコンセプトをアンカーラボの卓越した解析技術とアンカーのライダーによる徹底したR&Dで実現した意欲作です。中身が充実して質実剛健な、本当に乗って楽しくなれるいいバイクだと思います。
<サイクルモードで実車に触れてきました>
アルミフレームの入門バイクなので持つとそれなりの重さがあります。しかし走り出したとたんにもっとずっと軽い車体のバイクのように軽快に加速する感じがあり、さすがかっちりしたアルミフレームの美点を引き出していると感じました。
試乗コースがとても短く、また路面がスムーズだったため振動吸収性能についてははっきりとはわかりませんでしたが、「しっかり丈夫でしかも走りが軽い」とてもいいバイクだと思いました。
(すばらしい印象でした!)
BRIDGESTONE ANCHOR RFX8 EQUIPE
¥265,000税込
カラー:オーダーカラー
先ほど登場したRFX8がこちらにも登場します。ヒルクライムなど軽レースからロングライドまでこなす軽快なバイクです。(先ほどの記事を別ウィンドウで開く)
FELT Z5
¥207,900税込
カラー:ホワイト
フェルトZ5も再登場です。こちらも石畳の過酷なレース「パリ〜ルーベ」を走ったバイクと共通のデザインということで、ロングライドはもちろん、ハンドル高めのセッティングでいいならばレース的な本格走行もOKです。(先ほどの記事を別ウィンドウで開く)
暑さで体力を消耗する夏も終わり、コートが欠かせなくなる真冬までの間はロードバイクが最高に乗りやすい季節です。まだ各社人気モデルが完売になる前のこの時期に、どうぞお早めに検討をおすすめします。お気軽にお問い合わせください!
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