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スポーツバイク・ハイロード
「2010乗鞍『ノリクライム』サイクリング」レポート

作成2010/08/19
更新2010/08/20(iBike関連ページ完成・リンク追加&参加者からの動画追加)

今年も行って参りました!8月7日8日に開催しました、当店スポーツバイク・ハイロード主催イベント「乗鞍『ノリクライム』サイクリング」の報告です。昨年の無念を晴らすかのように今回は良い天気(特に初日)!思い思いに高原のヒルクライムコースを楽しんで走ってきました。今回もいろいろな志向の仲間が集まってみんなで楽しみました。


(動画で振り返る今年のノリクライム、最高でした!サウンド付きです!)


(参加者Aさんが作ってくださった動画。サウンド付きです!)

◆イベントの詳細(募集要項)はここから。(別ウィンドウで開きます)
◆総数80枚以上!今回のアルバムはこちらから。(外部リンク。ピカサです。別ウィンドウで開きます)
◆参加者のお一人(モモンガさん)が掲載してくださったブログ記事はこちら(別ウィンドウにて)

今回は参加者数21人(うち女性2人、現地飛び入り1人)と大盛況!走りの点では初日のヒルクライムは絶好のコンディション、二日目のツーリングは道路崩落のため距離が短縮されましたが、その分時間に余裕を持って行動できました。さらに加えてペンション遊び・温泉・おそば・興味深いミーティングなどいろいろな面で楽しい旅行になったと思います。

8月7日(土曜日)
早朝4時ハイロード集合、すぐに自転車を車に積載し4時30分出発。8時20分松本IC通過。10時頃鈴蘭到着。
10時半頃から順次ヒルクライムスタート。青山出発は10時45分頃。今年は我々以外にもひじょうにたくさんのサイクリストが走っていたのが印象的でした。
14時半 再集合 一番ゆっくり登頂したメンバーが登り約3時間、下山に小一時間。途中で各自昼食をすませました。その後地元のスーパーに立ち寄りながら少し坂を下ってペンションに入りました。
15時頃ペンション到着。部屋割りに従い入室し、温泉のお風呂を頂いてのんびり休憩。

◆計測コースはこちらから(外部リンク。ルートラボです。別ウィンドウで開きます)

今回のヒルクライム走行では、昨年天候急変のため危険だったことをふまえ、いくつかの登頂ルールを定めました。結果からいうとこれが非常にうまく機能しました。ルールは下記のようなものです。

このおかげでゴールにはあまり間をおかずに次々とメンバーが登ってくるようにすることができ、頂上で長時間待ったり、途中で天候が変わるようなリスクも減らすことができました。このやり方はたいへんお勧めです。


(頂上で記念撮影)

18時半 夕食。地元食材をふんだんに使ったフルコースは非常においしくてボリュームも十分でした。ご飯はお代わりし放題です。今年もペンションよりワインの差し入れを頂き、またメンバーの一人が清酒2升を差し入れとして持ち込んでくれたので、夕食はいっそうにぎやかに楽しいものになりました。

20時15分 夕食後のミーティング。まず乗り合い同乗移動の交通費精算。ついでハイロードのサプリメントやアウトレット販売。
さらに今回4名の参加者がパワーメーターiBikeを使用していたので、データをその場で解析し、各人の走行記録の検討をしました(別ウィンドウ)。これには多くのメンバーが興味を惹かれていました。

21時頃 ブリヂストンサイクル(BS)開発部門の中西氏が奥様と共に飛び入りしてくださり(氏はちょうど雑誌取材のためペンションに投宿されていた)、非常に興味深いお話を1時間以上もお聞かせくださいました。更に途中から別の宿にいらした藤田晃三選手も参加してくださり、更に興味ぶかいお話をおうかがいできました。


(正面左が中西氏、中央が藤田選手)

【中西氏の語る、ブリヂストンアンカー”インサイド”】

 興味深いお話しに一同すっかり引き込まれ、気づいたときには22時になっていました。今回参加者の一人NSMさんが天体望遠鏡を持ち込まれており、希望者でこのあと天体観測を行う予定だったが、望遠鏡のセッティングに時間がかかるということで今回は望遠鏡の使用は断念。そこで皆でペンションの前庭やテラスに出てみるとそれだけで文字通りの「降るような星空」を望むことができました。

いつの間にか清酒2升もからになり、就寝は23時頃。


8月8日(日曜日
6時起床。自分青山はペンションから徒歩5分の名勝「番所(ばんどころ)大滝」へ散歩。温泉で朝湯を楽しむメンバーもいた模様でした。
7時朝食。ペンションの朝食はとても充実していて、ドイツから取り寄せたパン・手作りのジャム4種類、卵にベーコンとおいしくて量もしっかりしたものです。二日目に再度頂上を目指す場合はこの朝食をあきらめて早出しなければならないのですが、今回はメンバー全員がこの朝ご飯を楽しむことにしました。初日にしっかり登頂できたのがよかったです。

8時半サイクリングに出発。今回は20人全員同じ白樺峠コース(約25km)を希望したので、大集団で移動します。出がけに予定コース(白樺峠への林道)が崩落により通行止めとわかったため予定を変更、行けるところまで往復することにしました。

 結局一ノ瀬園地(牧場)のすぐさき、9時頃に通行止めに到達してしまい、やむなくゆっくりソフトクリームを楽しむことになりました。そのあと、もう少し走りたいという意見が多く、鈴蘭へ戻って昨日走ったヒルクライムコースを再度(一部分だけ)走行しました。
10時出発で予定時刻になったら折り返すルールで各自自由走行。昨日以上にとばしてゆく人有り、ゆっくりサイクリングの人有りと様々でした。10時45分鈴蘭駐車場に再度集合。

行動の遅れで渋滞に捕まるのを嫌って、全体行動としてはここで解散。難民船グループは各自宿へ下って自転車を積載準備とペンションのご厚意で入浴、ペンションから徒歩5分のおそばや「御池」で昼食。

11:20青山コンビ自転車積載完了、入浴へ。11:50青山昼食へ。
12:30昼食完了。
13時ペンション出発。13時半途中のコンビニ到着。出発は13:45。
14時ガソリンを補給し、松本ICより高速に進入。
談合坂手前数キロで本格渋滞に突入、約25km。事故を2件見ました。16:45 談合坂SA出発。
18:40 永福IC通過
19:25 自転車組み立て完了・ハイロードで全員解散


【予想以上の好タイムを演出した「iBike」パワーメーターと、「激軽ギヤ」】

★今回の乗鞍の記録(データ4例)を「iBike」特設コーナー最新記事#17に掲載しました!(別ウィンドウにて)

今回は青山コンビ二人ともパワーメーター「iBike」(特設記事。別ウィンドウ)を装備して、乗鞍登頂に向けて準備してきました。

自分青山は日頃の練習や体力テストからコース全体を200Wの平均出力で走ることが一応可能であろうと目安をつけ、出力がこれを大幅に上回ったり下回ったりしないように常にパワー表示を見て走りました。

結果としては平均約206Wとほぼ目標通りの値で走破することができ、最良の予想タイムだった1:28をさらに上回ることに成功しました(1:25'40")。しかも心拍を見ると平均値でもう1〜2拍高い値も維持できるはずなので、ほんの少し余裕をもって走破したと考えることができます。じっさい走行のあとに腿の前側によく起きる筋肉痛も今回は皆無でした。

次回は今回と同じ体調で臨めれば平均パワー210W、タイムとしては2分ほど短縮した1:23あたりを狙ってみたいと思っています。今から来年が楽しみです。


(クリックすると別ウィンドウで拡大)

真理子さんは今回乗鞍5回目の挑戦でしたが、今まで途中で足をついて休憩しないと走りきれなかったのが悔しいということだったので、とにかく足をつかないで登りきれることを第一に、足の負担を少なくできる「激軽ギヤ」を搭載して走ってもらいました。もっとも軽いギヤだとフロント30Tにリヤ34Tと後ろの方が大きい「逆転ギヤ」です。

★ハイロードウェブサイト「i激軽ギヤ」紹介ページはこちら(別ウィンドウにて)

真理子さんもモーニングライドや休日のサイクリングでだいぶ実力がついてきており、そうした経験からコース全体を120Wの平均出力で走ることが一応可能であろうと目安をつけ、出力がこれを大幅に上回ったり下回ったりしないようにすることをアドバイスしました。またこのパワーを維持した場合の予想タイムは2:00あたりと予想されたのでこれを目安に走ることもアドバイスしました。

【真理子さん談】


【補足】
1)参加者の交通費均等割金額について。 今回は「難民船」を含め3台に分乗しましたが、09年と奇しくも同額の一人往復2600円というリーズナブルな金額で済みました。仲間に同乗移動の席を提供してくださった方、運転を分担してくださった方にあらためてお礼を申し上げます。

2)渋滞について。 心配された渋滞については、昨年よりも全体に車の移動が激しいようで、昨年より早く高速に乗ったのですが、結局 昨年とほぼおなじ時間に現地入りすることになりました。
復路については覚悟していたとおり大きな渋滞に捕まりゆっくりの移動となりました。しかし全体としてみると予想以上の渋滞に巻き込まれるということなく、予定した時間にイベントを終えることができました。


【追加】参加者(CURさん)ご提供の動画を3本掲載!車載用ムービー「GoPro」で撮影されたものです。CURさん、ありがとうございます!(2010/08/20)

(1)全日程・早送り編

(2)1日目・頂上編

(3)2日目・崩落通行止め編



ハイロードでは来年2011年も同様のイベントを開催予定です。期日が近づいたらまたホームページ上で告知してゆきますので、皆さん次回はぜひご一緒しましょう。また、他にも各種イベントを企画していますのでお気軽にお問い合わせください。

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