東京品川・武蔵小山のスポーツバイクショップ、スポーツバイク・ハイロードです。バイクフィッティング、インソール成形、イベント参加などご相談ください!

「オリジナル耳当て、作ってみました」

作成2013/12/27

当店では世間で売られていないものでも必要に応じて自作することがよくあります。今回ご紹介の耳当てはまさにその好例です。
なお当店の営業は年内は今日で終了です。一年のご愛顧ありがとうございました。皆様良いお年を!


1)ハイロードオリジナル耳当て

ハイロードオリジナル ヘルメット装着式耳当て”ラビットフット” 価格未定
サイズ フリー
カラー 素材の都合で写真のグレーのみ

自分青山はそれこそ20年以上前の学生時代から冬場のサイクリングで耳が冷えて困っていました。個人差があるようなのですが自分の場合は耳がちぎれるように痛くなってしまうのです。そこでいろいろなものを試してきましたが、これで完璧といえるものを見つけることができず、とうとう自作してみたのがこれです。素材としてフリース生地を使うようになってからだけでも今回のバージョンに至るまでに10年近く、世代では4〜5世代ほど試作を繰り返しています。

今回のものはようやく「欲しい人がいたら販売できる程度」の完成度に至ったのでこのページ上に紹介することにしました。命名は取り外した時の外観から来ています。


(ヘルメットはカスク・モヒートのサイズM。耳を覆っているグレーの耳あてが本製品)

【”ラビットフット”の特徴】 試作を繰り返して下のような性能を実現することができました。

額や後頭部で邪魔にならない
ヘッドバンド型の製品だとおでこが暑くなったり、後頭部で邪魔だったり、ヘルメットが窮屈になったりしますが本製品ではそういうことがありません。
肌触りがよい
フリース起毛生地なので肌触りがよく快適です。
暑すぎない
生地の起毛状態など試作を重ねて暑すぎず寒くないバランスを狙いました(個人差はあります)。
取り外しや「半解放」状態が簡単
暑くなったときは簡単に外したり、後部だけ固定を解除して耳に少し風を当てる「半解放」状態を選ぶこともできます。
風切り音が静か
素材によっては耳当てが風を切る音がうるさいことがありますが、テストしてその対策をしました。これは安全にもつながる重要なポイントです。
手入れが容易
洗濯ネットに入れて普通の洗濯物と一緒に洗濯できます。


(ヘルメットはカスク・モヒートのサイズL。真理子さんのモデルとは本製品の後部ベルトの色を変えてある)

ただ現状では販売に向けて大きな問題が一つあります。これを1セット縫うのに自分青山の技術だと1時間以上かかっているのです。当店の工賃基準で行くと工賃だけでも6000円相当以上、ということになってしまいます。自分の感覚ではこうした耳当ての適正価格は2〜3000円だと思うのでいかにも高すぎます。そこでさしあたりこの”ラビットフット”は参考展示としておきます。どうしても入手なさりたい方はどうぞご相談ください。

また、いまのところ今回の制作で小物パーツが切れてしまったのでその調達をしないと次が作れない状況です。(自分青山はこうした楽しい工作のためにいつもいろんなパーツを集めてストックしています。楽しいですよ♪)


2)当店オリジナル製品〜まとめ

いい機会なので当店のオリジナル制作アイテムの紹介ページをまとめておきます。ぜひ楽しくご覧ください。(各リンクはすべて別ウィンドウで開きます)

サイクルサスペンダー
ウォーターバイザー2
特厚パッドパンツ
オリジナルサイクルジャージ
携帯ポンプ補助ホース「ホースエイド」
ストリームトレイルバッグ拡張パーツ「大人ストラップ」
ストリームトレイルバッグ拡張パーツ「ウエストプラスストラップ」

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