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「革新的サイクルジャケット、ファイントラック・スピアラップジャケット」 |
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作成2015/11/29 |
つい先日革命的アンダーウェア「ファイントラック・ドライレイヤー」を導入したばかりの当店ですが、今度はサイクルジャケットでも同社から優れたものを発見、ご紹介します。自分でも購入して納得した優れものです!
【まとめ】
1)ウェアは“第二の機材”、走りの質を左右します
2)軽く、スリムで、着心地よく、防水透湿。従来のジャケットの不満点をすべてつぶした高機能
3)重ね着でも結局軽く動きやすい優れもの
(フレイムレッド。ジッパーはグレー)
ファイントラック・スピアラップジャケット(メンズ) 税別19,800円
4カラー S/M/L/XL ※女性用カッティングのものもあります。
店頭にはレッドのMとLを用意しました。人気に応じて別カラーも展示検討します。
バイクのパーツやタイヤなどにこだわりを持つ人でも意外にウェアやヘルメットに無頓着なことがあります。しかしこうした身に着けるものは動きやすさや暑さ寒さといったライダーが感じる乗りやすさを左右するひじょうに大切なアイテムなのです。いわばウェアは“第二の機材”というくらい、本当は気を配って選びたいものなのです。
冬季のロードバイクサイクリングに使える上着は時代とともに大きく進化してきました。
●2000年ごろ以前:少し厚手の長袖ジャージに防寒着としてウィンドブレーカーを重ね着、というスタイルが定番でした。当然寒いのですが、当時は「根性で耐える、レースペースで走っていれば暖かくなるはず」という野蛮な考えかたが支配的でした。ロードバイクはレーサーのためだけのものとされていた時代です。(いまでも一部の登録レースでは防寒用具の着用が制限されることがあるそうですね・・・)
●2000年ごろ:革命的なアイテム「ウィンドジャケット」が登場しました。これはゴア社の「ウィンドストッパー」素材ないしその類似品をつかった防寒ジャケットで、表面生地・中間の防風フィルム素材・内側の起毛生地、の三層構造生地を使い、重ね着をあまりしなくとも十分に暖かく、また防風性能が高いのに蒸れが少ないという優れたものです。
しかしウィンドジャケットには、生地が重たい・伸縮性が低いため空気抵抗の少ないタイトなシルエットにすると着心地が損なわれるので難しい、防水性はないので小雨でも別に雨具が必要、などといった課題も残っていました。ただ価格は年を追ってこなれてきており、定番品のパールイズミ・3500BLウィンドブレークジャケットは税別15,500円(2015年冬モデル)というレベルにまで普及してきています。
ここでご紹介する「スピアラップジャケット」はもともとは登山ウェアです。木陰から日向へ、窪地から風の吹く稜線へ、めまぐるしく環境の変わる登山でいちいち脱ぎ着しないで動き続けられるジャケットを目指してデザインされたのがこのジャケットです。いわば「24時間着ていたい」と思える性能を目指したものです。
【スピアラップの特長】
【スピアラップの弱点】
入荷翌日の11月29日朝(今朝♪)、皇居のモーニングライドに着てゆきました。
天候は快晴、気温は7〜12度前後、無風という条件で、下にはドライレイヤー(アクティブスキン)の長袖と、モンベルのアンダーウェア「ジオライン・ミドルウェイトハイネック長袖」という下着を二枚着ただけの軽装で行動しました。連続着用時間は3時間ほど、うち走行時間は約2時間でした。
ロードバイクでサイクリング巡航するくらいの力の入れ具合だとすぐにからだが温まってきて、両脇の大きなベンチレーションが役に立ちました。軽く汗ばんで止まった時にはドライレイヤーのおかげもあってまったく汗冷えを感じることはなく、ジャケットの高い透湿性能を実感しました。
保温力もあるので快晴の条件であればもう少し低い気温の方が(5度未満)快適だろうと感じました。また全体としてウェアが軽装ですむので軽快に行動できて快適でした。
(ブラック。ジッパーは半艶のネイビーブルー)
(ガルグレー。グレーにネオンイエロー/ライムの配色)
(クラインブルー。ジッパーはアクセントになるオレンジ)
いままでのバイク用ジャケットの限界を突破する新しいギアとして大いに期待できるジャケットです。ぜひ実物を店頭で確かめてください。
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