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ホノルルセンチュリーライド2009
参加レポート

作成2009/10/24
更新2009/10/27(今年の反省について新ページ追加)

更新2009/11/21再会パーティ開催

今年も南国の楽園サイクリング「ホノルルセンチュリーライド」に参加してきました!自分にとっては今年で連続7回目の参加となります。今回も何人もの仲間と一緒に力一杯ハワイの楽園ライドを堪能してきました。


(記念すべき7回目の完走証です)

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今年の特徴はなんといってもメインスポンサーだったJALの撤退でした。これによりサポート体勢が削減されるのではないかといろいろな懸念があったのですが、実際に走ってみると例年とそう変わらない感じで楽しむことができました。

<今年の特徴>
JAL撤退 金銭面でのサポートが削減。チャンピオンチップ廃止。折り返し地点でのマイルステッカー配布取りやめ(これには残念との声が多かった)。
エードでの食料が少なめだったのにもたぶん影響しているはず(多くの参加者がセブンイレブンなどで買い足ししていました)。
もっとも初心者には頼りになるHBL主催の「安全講習会」は任意参加として開催されましたし、チャンピオンチップがないのにゴール地点でスタッフが人力で検索してゴールしてくるライダーの名前を読み上げて歓迎しているのは感激しました。
リーマンショックに続く不況
新型インフルエンザ
参加者が激減しました。今年の参加者は2317人で昨年の74%、これはJALが協賛を開始して以来の少ない数字です。(参加者推移はこちら。別ウィンドウにて)
日本の休日の並びの悪さ 日本からの参加者が減少しました(1108人)。これが不参加の原因という人は本当に多かったです。なお、HCRは毎年9月の最終日曜日に開催される決まりで、次に日本の休日と並びが悪くなるのは2015年だそうです。
強い風と高温 例年にない強い風が多くは向かい風となってライダーを苦しめました。ただ追い風になったときには最高のクルージングを楽しむこともできました。今年は少し気温が高かったようで、アンカーツアーのメンバーだけでも数人の熱中症が出ていました。
40マイルポイント廃止 主催者によると今年は敷地の使用許可が取れなかったとのことでした。例年しっかり休憩を取っていたこのエードステーションがなくなったことは、全体として疲労蓄積の遠因になったかもしれません。

上の表のほかに仲間から集まったインプレッションもいろいろありました。

上の表およびリストにあげた事項で改善要望のできるものはすでに主催者HBLへ報告をあげてあります。


 自分、ハイロード青山は今回アンカーツアーへの参加者として自分含め6人、自己手配で現地に行ったお客さんを含めると総勢10人の仲間で走りました。熱中症などいくつかトラブルもあり、サポートとしてはいろいろ仕事もしましたが、逆に緊急のために役に立ててよかったです。

 自分にとって今回のHCRは、自分が主催者団体HBL主催の評議員になってはじめての開催でした。開催までは英語の文書の翻訳やエントリーシステム改良のアドバイスなどいろいろなお手伝いをしましたが、今回日本からの参加者の「エントリーパケット」に封入されたHBLを紹介する日本語チラシは、まさに自分が翻訳を提供したものでしたので感慨がありました。

 また日本からHBLへの直接エントリーの人数が増えているようで、リピーターを核にしてHCRがますます日本のライダーの間に定着していっていると感じます。今年新設された「HBL国際会員」、日本語で申し込みしてメンバージャージもついてくるという会員制度なのですが、そちらのメンバーも少しづつ増えてきているようで、関係者としてはたいへんうれしいです。

 HBLは単なる自転車ファンの団体ではなく、ハワイにおける自転車利用の社会的メリットの追求・児童への交通安全講習など社会的に価値ある活動を続けている団体で、HCRはその重要な資金源でもあります。ですからHCRへの参加はそうした社会活動への貢献・寄与ともなるものですから、これからもたくさんのライダーに参加してもらい、ひいてはこういった活動に興味を向けていただければと思います。そしていつかは日本でも同じような、社会的価値をも兼ね備えたすばらしいイベントが開かれることでしょう。

 さらに自分にとっては、今回少し現地で時間がとれたので現地の知人達と旧交を温めることができたのも収穫でした。彼らとの縁も、HCRが結んでくれたものです。


 テクニカルな面では、毎回自転車輸送に使っているお気に入りの輸送ボックス「バイクポーター」の底面に、今回はリノリウムのタイルを貼り付けてみました。何度も使ううちに底が心許なくなっていて、特に引きずって歩くときが心配だったので、すり減りに強い素材、ということで床材であるリノリウムの貼り付けタイルを採用したのです。
 結果は上々でした。価格は1枚200円弱とお手頃でありながらすり切れることもなく(はがれ対策に梱包テープで押さえましたが)、ばっちり箱本体を守ってくれました。お手頃な補強策としてはなかなかおすすめできます。

 バイクポーターについては昨年のレポートをご覧ください(別ウィンドウにて)。なお、今年から若干サイズが変更になり、またメーカー推奨の梱包方法も変わりました。今回ハイロードでは新型も試した結果、新サイズであっても従来同様段ボールなどで「中敷き」を作ってバイクの動揺を抑える梱包方法がベストと思います。詳細は是非お問い合わせください。


このページの最後に、今回自分青山がかけたイベント費用の概略を掲載します。

今回のツアーの総費用は、自分の場合一人あたりだいたい20万円でした。内訳は以下の通りです。ほぼ同内容ながら昨年比5万円ほど下がっています。

項目 金額
旅行代金(アンカーツアー・6日間コース) ¥181,000
燃油サーチャージ(今回はこれがないのが大きかった!) ¥0
成田空港使用料・現地空港税 約¥8,000
旅行保険料 約¥5,000
センチュリーライド・エントリー料(日本語申し込み) ¥10,000

※上記アンカーツアーの「旅行代金」には朝食3回(ホテルのなかなか充実したビュッフェ)、アンカー完走パーティ(会員制ヨットクラブでの日曜の夕食ビュッフェ。大満足)が含まれますから、じつはかなり割安です。一方、このほかの夕食と昼食(各3回)、お土産費用などは含まれていません。

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