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ホノルルセンチュリーライド2012
参加レポート
作成2012/10/23 ・ 更新2012/11/17(再会パーティ開催)

今年も行って参りました!ハイロード青山にとっては連続10回目となるホノルルセンチュリーライド(HCR)2012の参加レポートです。

100マイル走破ムービー (2011年バージョン)


(美しい景色が次々現れて飽きない100マイルです。音楽つき。右下の拡大ボタンをクリックして大画面でもお楽しみください。)

★2012年のアルバムはこちら(ピカサアルバム。別ウィンドウにて)


(クリックすると別ウィンドウでピカサ・アルバム内の写真が開きます。)

「アンカーツアー」に参加して行ってきました

 国内外のサイクリストのあこがれ、南国ハワイを舞台に最大160kmを楽しむロングライドイベント「ホノルルセンチュリーライド2012(HCR)」に、今年も仲間と一緒に参加してきました。
 今年は当店ハイロードから自分青山とを含んで11人の仲間を組織し、例年どおりブリヂストンアンカーが企画した「HCRアンカーツアー」(参加者90人)にまとめて参加する体制で臨みました。

 「アンカーツアー」はオリンピック代表飯島誠選手をはじめそうそうたるメンバーが参加者をきめ細かくサポートしてくださる安心かつ贅沢なツアーで、次回以降参加をご検討されている方、とくに未経験者にはぜひおすすめしたいツアーです。
 なお当店の仲間としては個人手配で現地合流した方もいらして、総勢最大12人という大所帯でのにぎやかで楽しいイベントとなりました。

今年の「アンカーツアー」は成田空港発・マリオットホテル4泊6日で¥189,000(燃油サーチャージ別)という価格でした。昨年から比べると相当に値下がりしていて良かったのですが、やはり幾つかのライバルツアープランに対してはやや割高な金額です。

しかし「アンカーツアー」には、

といった、他の大規模ツアーとは全く異なる居心地の良さ、安心感があり、今回もリピート参加のお客さんが多数を占めました。また当店としても「当店のお客さんを安心してお任せするのはここしかない」と思っています。

しかも今回のアンカーツアーには、

この「ノースショア前日サイクリングツアー」は、当店ハイロードで過去数年独自に研究・開催して大好評だったもので、イベント企画自体を当店からアンカーに提供して役立ててもらったものです。ハイロードで行っていたときにはバスのチャーター費用など経費がかかるのでお一人あたり60〜90ドル程度の追加負担が生じていましたが、今回これが無料でセットになったのです。今年アンカーツアーに参加なさった方は大変ラッキーだったと思います。


今年のホノルルセンチュリーライド

 HCR自体の説明や詳細は当店ウェブサイトの特設コーナー(別ウィンドウにて)などに譲り、今年も今回とくに目立ったことについてコメントします。

 帰国後に現地のイベント主催者ハワイバイシクリングリーグ(HBL)の友人に確認してもらったところ、今回はライドの参加者総数が1925人、そのうち日本人が862人と、過去数年に比べてやや少ない人数となりました(昨年は総数2002名)。(人数推移など統計は当ウェブサイト詳細ページへ。別ウィンドウ)。

 今年は自分の経験した過去10回の中でもっとも走りやすい条件だったと思います。ほどよい雲が空にかかって陽射しを遮ってくれて、暑くてばてる感じがほとんどしませんでした。追い風がほとんどつねに吹いていて、今年は初参加メンバー4人を引き連れて走っていたにもかかわらず(一般に人数が多いと行動が遅れがちです)、例年より少し早く11時には100マイル折り返し地点に到着しました。復路も最初の数キロこそすこし向かい風でしたが、 大半は追い風という絶好の気象でした。

 今回の大会では75マイルで折り返す人のコースが前例のないレイアウトになりました。75マイルエードをでたら来た道を引き返していた今までと違い、数キロ先の分岐点まで進んでから折り返すのです。このことは英語のマップには明記されていましたが日本事務局作成の日本語マップには掲載がなく、きっと間違えて走った参加者もいたことと思います。
 この分岐点の手前に100マイルライダー(復路)のためのエードステーション「KEYproject」が昨年に引き続き設けられましたが、ここのボランティアの小学生達が今年はかわいいフラダンスで応援してくれました。

 自分は真理子さんと一緒に初参加のライダー4人を引き連れて走りました。自分でもパンクしたり、仲間がパンクしたり、真理子さんにずうっと先頭を引いてもらったりといろいろありましたが(75マイルで折り返した一人を除くと)5人全員で無事100マイル(160km)を走破することができました。

今回のHCRについて、主催者側に日本人参加者へのメッセージがないか尋ねたところこういう返事が返ってきました。
「併走せずつねに一列で、停止の信号や標識では止まりましょう」「キー・プロジェクトのエードステーションにぜひ寄ってください。パンの実やスイートポテト、ハワイアンミュージックや暖かい思いやりでおもてなしします」
次回参加される方はぜひお勧めします。

今回は完走証(上写真)の文面がいつもと違っています。

「主催者ハワイバイシクリングリーグ(HBL)は、参加者○○さんに対し第31回ホノルルセンチュリーライドにおける”コクア”に感謝します。認定距離○○マイル」

これはこういう背景に基づきます。まず「コクア」とはハワイ語でヘルプ、手助けという意味です。次になぜライドを走るとHBLをヘルプしたことになるかというと、ホノルルセンチュリーライドの参加費用の一部は、現地の子供の自転車安全教育などを任務にしているHBLの資金源として使われるからなのです。
 つまり参加者は自らサイクリングを楽しむと同時に現地の人たちにささやかな恩返しをすることができているのです。こういう趣旨のサイクリング大会は参加していても爽やかでうれしいですね。また、なぜエードのボランティアの皆さんがあんなに親切なのかその理由の一端がわかる気がします。


今回のハイロード引率の一行について

 今回で自分青山がHCRに参加するのは連続10回目になります。HCRの楽しみをたくさんの仲間に伝えるべく、メールニュースを中心に募集した総勢11人で今回は臨みました。
 今回も今までの経験をいかして、本番のライドだけでなく、ツアー期間中にも仲間に楽しんでもらえるミニ企画を行いました。

 さらに現地に行く前から参加者の親睦を深めるため「キックオフパーティ」を開催(9月7日)、また11月中旬には仲間との「再会パーティ」も開く予定です。ここで楽しかった今年の記憶をよみがえらせ、来年への準備を開始するのです。

現地日程表 概要
9月28日(金) 成田出発・ホノルル到着。
アンカーの監修・サポートで自転車組立。足慣らしや自由時間。
29日(土) アンカー主催「前日ノースショア・バスツアーサイクリング」足慣らし&ハイロード組はきれいな浜辺でゆったり。
リゾートホテルでビュッフェランチ、野生のカメ見物、ハレイワ名物「炭火焼きチキン」と盛りだくさん!
30日(日) いよいよ本番「ホノルルセンチュリーライド」32〜160kmの距離を好みに応じて走破しました。
夜は「アンカー完走パーティ」。大抽選&じゃんけん大会も大人気!
10月1日(月) 自由日。各自楽しんで、夜はハイロードの仲間で「現地パーティ」
2日(火) 早朝にホノルル発(フライト欠航のため便が早まった)
3日(水) 午後成田到着

1)ライド前日は「アンカー・前日ノースショア・バスツアーライド」
 ライドの前日は軽い足慣らしに、またアメリカの右側通行に慣れるなどの目的で少し走っておくのがよいですが、今年のアンカーツアーではここで「100マイル折り返し地点までバスで移動して、その先の景色のきれいな田舎を走る」という趣旨のバスツアーを行いました。

この前日ツアーは、

といったもりだくさんの内容です。もともとは当店ハイロードで研究・企画していたのを、今年はアンカーに企画提供して実現したものです。ゆっくり走るグループは20kmしか走らないので時間がたっぷりあり、コース途中の隠れ家的ビーチで小一時間ほどもゆっくり過ごして、一部メンバーは海水浴も楽しむことができました。


2)ライドの当日

 今年は自分自身も1回、お客さんも1回とパンクが2件ありましたが重大なトラブルは皆無でした。今年は例年に比べてハイウェイ区間での道路上の落下物(ガラス片など)がすこし多かったように感じます。
 アンカーツアーにご一緒したハイロード組の皆さんめいめいご希望の距離ないしそれ以上を事故なく走破され、元気いっぱい&大満足でした。

 ライドの夜はアンカー提供の「完走パーティ」です。ダウンタウンのレストランでビュッフェのごちそうに舌鼓を打ち、さらにアンカー恒例の「はずれなし!大抽選会」「アンカーカーボンバイクが景品!大じゃんけん大会」と一同大いに楽しいひとときを過ごしました。例年はバイクフレームが特賞なのですが今年はなんと完成車まるまる1台にグレードアップしており、皆さん文字通り目の色が変わっていました。


3)翌日は現地パーティ
 今年のアンカーツアーはライドの翌日月曜日いっぱい自由時間がとれる6日間コースになっており、昼間は各自様々な場所で楽しみ、夕食はハイロードの仲間でパーティをしました。
 場所はアラモアナビーチに面したアラモアナセンター上階のレストランで、サービスも見晴らしもとても良いところでした。地元風のメニューを一同おおいに楽しみ、また今回の大冒険の思い出を語り合ってとても楽しい夕べとなりました。


4)台風であわや延泊
 実はこのとき関東を台風が襲っており、そのため成田からホノルルへ来るはずの飛行機が欠航し、そのあおりで我々が乗って帰る飛行機がなくなってしまっていたのでした。しかしアンカーツアーの企画を担当されたトップツアーのスタッフの方々の尽力で、予定よりもむしろ少し早い時間の別便に振り替えてもらうことができ、無事に帰国することができました。こういうところは個人旅行だと大変苦労するところだと思い、ツアー旅行のメリットを感じました(それにしても欠航・振替なんて生まれて初めてでした)。


5)11月16日、「再会パーティ」を開きました
 ハイロードのホノルル企画では例年「キックオフパーティ」、本番ライドに続いて「再会パーティ」も開いています。楽しかった思い出をよみがえらせ、次のイベントに備えようというのです。今年はハイロード近所の小さなイタリアンレストラン「リストランテ・フィーロ」(別ウィンドウにて)を会場に、アンカーの渋谷氏・飯島氏のお二人にも駆けつけて頂いて総勢10名で行いました。ワインの得意なレストランで一同大いに楽しいひとときを過ごしました。今回は自分青山は楽しすぎて写真を取り損ねてしまいました。

 走って楽しいだけでなく仲間とふれあう、仲間とつながるのがサイクリングの大きな楽しみの一つです。当店ハイロードではそうしたサイクリングの多面的な楽しさをお客さんに味わって頂けるようにいつも考えています。


バイクの梱包について

 今回の遠征では、1)廃品利用段ボール、2)段ボール製専用ボックス(約5千円)、3)プラスチック段ボール製専用ボックス「エイカー(ACOR)・バイクポーター」(約9千円)といくつかの梱包方法の選択肢がありましたが、輸送の安全性・組立分解の容易さ・再利用可能性などの点から今年も当店参加メンバーの全員が「バイクポーター」を選択しました。

★バイクポーター・メーカーサイトはこちら(別ウィンドウにて)
★当ウェブサイト過去記事はこちら(別ウィンドウにて)

 今回の梱包では昨年までに実験した方法をさらに改良し、独特の方法で行いました。輸送の安全性・組立分解の容易さ・再利用のしやすさなどの点からバイクポーターを使った梱包の、現時点の決定版といえるかもしれません。ご興味お持ちくださったかたは昨年版のアルバムでぜひごらんになってください。
★梱包テクニックミニアルバム2011年版はこちら(ピカサ。別ウィンドウにて)


 自分青山にとってホノルルセンチュリーライドは今年で10回目になりました。当店ハイロードの開店前から関わってきたのです。
 「初心者からベテランまで一緒に楽しめる本格派サイクリングイベントは国内外を問わずほとんどほかに例がない」、「初心者からサイクリング中級者まで、自転車の楽しさを伝えたいという当店のコンセプトから見ると、まさに当店がお勧めするのに最適なイベント」、それがホノルルセンチュリーライドなのです。

 ホノルルに興味を持った方、ぜひ行ってみてください。きっと後悔はしません。わからないことがあればどうぞお気軽に当店までお問い合せください。

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