| 東京品川・武蔵小山のスポーツバイクショップ、スポーツバイク・ハイロードです。バイクフィッティング、インソール成形、イベント参加などご相談ください！ |
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スポーツバイク・ハイロード
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| 作成2009/11/10 |
ここ数年サイクルウェアのオーダーメードで急成長しているブランドに「Wave Oneウェイブワン」があります。最近は国内最強のレーシングチーム「ブリヂストンアンカー」のユニフォームも手がけ、選手達からは細かい仕様についての希望もきめ細かく実現する丁寧さが好評といいます。当店のお客さんにもこちらでユニフォームを制作された方がたくさんいらっしゃいます。
そのウェイブワンがこのたび発表したのが既製品ラインアップのサブブランド「カペルミュール」です。
これらが「カペルミュール」の特徴です。「カペルミュール」は今のところＹＡＨＯＯ！ストア上でのメーカー通販でのみ販売されています。
ウェイブワン ＹＡＨＯＯ店（カペルミュール）（別ウィンドウにて）
自分青山も以前からウェイブワンのレーシングパンツを使ってみたかったので、今回の「カペルミュール」発表にともない早速試してみました。その結果をもとにウェイブワン社長の中田氏にインタビューをお願いしたのがこの記事です。
KAPELMUUR UVカットパンツ ブラック
販売価格：7,875円（税込）
※上記ＹＡＨＯＯ！ストアにて。
今回もっとも興味があったのがこのパンツです。このパンツに採用されている「プレミアムレイヤーパッド（ＰＬＰ）」はオーダーメードのウェイブワンブランドでは若干のアップチャージを伴って提供されている最上級品で、「 イタリア製の高品質パッドを採用。通気性を配慮した穴あきの5mm厚パッドのベース部分に効果的に衝撃を吸収する14mm厚パッドをシームレスに成型」というものです。下の写真からも穴あきパッドの形状が確認できます。また、ソフトなのに吸い込みが少なくパンツに塗るクリームが抜けていきにくいようにしているのだそうです。
（尿道周りの絶妙な「逃げ」で圧力を下げ、またパッドのヨレも防がれている印象です。女性にもいいかも！）
肌にあたる部分はまるでココアパウダーのようなふんわりとした感触で、肌への擦れによるストレスが抑えられています。また穴あきパッドによる圧力の変化が肌の一カ所へのストレス集中を抑えてくれるようで、形状の面からも擦れ・痛みの対策がとられています（実はこのパッドはスイスの最高級ブランドＡ社で採用されているものと同じものらしいです）。
実際に使ってみたところでは、普段自分が使っているやや薄手のパッドに比べた厚みがまず気になったのですが、数十キロ走行したところでパッドがなじんできたのか厚みも気にならなくなり、まるで低反発フォームのようにサドルの上で適度に荷重が分散されていながら、パッドがじゃまになるような感覚も皆無ですばらしい使用感でした。
ウェイブワン・中田社長に早速インタビューしてみたところ、
「ウェイブワンではほかにレギュラーのパッド、ややしっかりしたグレーの最上級パッド、プロ・エリートが好むやや薄手の赤主体のパッド、女性専用のグリーンのパッドを用意しています。カペルミュールでは写真のＰＬパッドを採用していますが、パッドの好みは最終的には個人差が大きいので、オーダーウェアのウェイブワンブランドではこのような幅広い選択肢を提供しています」
とのことでした。写真を取り忘れてきて、たいへん残念なことをしました。
ビブパンツデザインについて。じつは自分青山は昔こうした肩ひも付きのパンツ（ビブパンツとかサロペットパンツといいます）を使ってひどい肩こりになったことがあったのでずっと敬遠してきました。しかし、今回のパンツのパッドがあまりに良さそうだったので使ってみたところ、まさしく「絶妙！」のフィット感でした。素材がよくなりカットも工夫されているためか、しなやかに体に沿って伸びてくれる感じで、腰回りの締め付け感がないだけでなく、全体としてゆるみも引きつりもないとても自然な感覚が新鮮でした。
なお、サイズについては、身長１６９センチ体重６３キロの自分青山にはＭサイズでぴったりでした。
また、太股の周りがずれないように締め付けるスソ部分は、最小限の締め付けに、滑り止めゴム素材が断続的に配置されるというきめ細かい仕様で締め付けやかゆみ・かぶれがないのにずれてこないというすばらしい感触でした。（公式サイトでご確認ください。別ウィンドウにて）
さらにカラーラインナップとしてホワイトがあり、これは「生地が透けることはありません」という中田社長の自信の素材で、サイクリングの時のおしゃれの幅を広げてくれそうです。
このように製品としてすばらしいクオリティを備えていながら、圧倒的にお手ごろな価格設定を実現しているところに、あえて既製品ブランドをスタートさせたウェイブワンの「やる気」を感じます。
（皇居モーニングライドにてさっそくお披露目（笑））
KAPELMUUR サイクルレーシングソックス
販売価格：1,680円（税込）
※上記ＹＡＨＯＯ！ストアにて。
こちらはパンツのついでに買ってみたのですが、こちらもとても気に入りました。足首がちょっと長めなシルエットに鮮やかなイエローのアクセントが入り、そこにフランドル地方の紋章であるライオンがあしらってあります。全体にヨーロッパのセンスを感じるデザインです。編み目（生地）もしっかりしていて長く大事に使えそうです。
初めて使ったときに少し底が滑る感じがしたのですが、中田社長によると「選手達からも同じことを聞きましたが、数回洗濯してなじんでくると滑る感じはなくなりますのでご心配ありません」とのことでした。
（ジャージは英国ＦＯＳＣＡ製。お気に入り。）
今回自分では試していませんが、カペルミュールの目玉としてはほかに千鳥格子などの街着に見られる生地柄を採用したシャツやキャップがあります。最近急増しているライトサイクリング系のおしゃれなウェアの一角として要チェックです。
今回ウェイブワン本社で中田社長にお時間を割いて頂きいろいろとお話を伺うことができたのですが、ウェイブワンのオーダー商品として選手の要望に応えるためにシューズカバーやイヤウォーマーなど様々な小物も制作しているとのことで、今後のカペルミュールの商品展開としてそうしたウェイブワンならではのきめ細かい便利快適なアパレル小物を見ることができるかもしれません。大いに期待しています。
また、ビブタイプ（サロペット）でない普通のレーサーパンツについてもカペルミュールブランドでの制作を企画中とのことでした。肩ひもがあると「価格が高い」「肩こりしそう」「おトイレで困りそう」と敬遠気味だった方のためにも、こちらもぜひ実現して頂きたいと思っています。
ＷＩＺＡＲＤ・フリーライドパンツ「クラシック」
税込￥７１４０
カジュアル派サイクリストのための七分丈パンツです。生地はパラシュートクロスのような軽量で柔らかいナイロンで、サイドポケットにはジッパー、バックポケットにはベルクロがあり、中のものを落とさないようになっています。また膝が突っ張らないようにひだが設けてあり、メッシュ素材で換気が図られています。
着るものというのは一般に意外に重量がかさむものですから、重量が気になるサイクリングの時に着るものとしてこの軽量パンツは魅力的です。もちろん体のシルエットがあらわにならないことでサイクリングの途中でカフェやおみやげ屋さんに立ち寄るのにも気を遣いません。
注意して頂きたいのは、
といった点でしょうか。
七分丈パンツは足下が軽快なのでカジュアルサイクリングにぴったりです。冬場は薄手のタイツと組み合わせれば動きやすさも保温もばっちりですからおすすめですよ。また今回の在庫はオールブラックの「クラシック」スタイルですが、サイドにカラーの細いラインが入ったバージョンも発売されています。
当店ではＷＩＺＡＲＤの品質と価格のハイバランスに着目して、様々なアイテムを在庫しています。この季節だとウィンドブレーカーやウィンドジャケット、レーシングタイツなども要注目です。どうぞお手にとって確かめにいらしてください。
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