東京品川・武蔵小山のスポーツバイクショップ、スポーツバイク・ハイロードです。バイクフィッティング、インソール成形、イベント参加などご相談ください！

スポーツバイク・ハイロード 「今日の新入荷」

作成2010/07/16

東京もそろそろ梅雨明け、今日は爽快な夏空が広がっています。暑い！ツールドフランスもそろそろ中盤戦に突入し新城選手も活躍している模様です。このところお店も盛況でなかなかできませんでしたが、最近の新入荷をまとめて紹介します（ちょっとまとめすぎ？（笑））。

１）その名も「観覧車」！ホイールとともに廻るセーフティライト

ＰＩＡＡ　フェリスホイールＬＥＤ
￥２，３１０税込
仏式・米式・英式すべてのチューブバルブに対応
発光色　ホワイト・ブルー・ピンク

夜間やトンネル走行で圧倒的な存在感を発揮するセーフティライトです。振動と明るさをセンサーで感知して、暗いところでの走行時しか点灯しないようになっています。

「フェリス」という名前の由来を調べたら、Ferris wheelで「観覧車」なのでした。下の動画でその由来をどうぞご納得ください（笑）。

先日の夜これを装着したバイクとすれ違ったのですが、それははっきり見えました。安全面でピカイチだと思います。

２）巻き替え練習自由自在のハンドルバーテープ

ＰＲＯ　ハンドルバーテープ　スマートシリコン
※掲載のプレーンなソフトスポンジモデルは￥１，７００税込。他にも各素材でスマートシリコン仕様が発売されています。

ロードバイクメンテナンスの関門の一つ、バーテープ巻き。従来のテープは両面テープがバーテープ裏面についていて、巻くのに失敗するとこれが剥がれたり本体のテープを傷付けたりしまっておじゃんになることが良くありました。
　今回のスマートシリコン仕様では、両面テープの接着力の代わりにシリコン素材の粘着性を使ってテープを固定していますから、失敗したら何度でもまき直せます。練習に最適です。また、テープを剥がすときにバーに糊が残らないので巻き替えも手軽にできます。（テープだけはずして洗濯することもできるかも）

３）「ハーフウェット＆水置換性能」、最新のチェーンルーブ

ワコーズ　チェーンルブ
￥１，６８０税込
180mlスプレータイプ

モータースポーツケミカルの定番ブランド、ワコーズが自転車チームと協力して作り上げた最新のチェーンオイルです。水置換性があるので、水洗いしたバイクにすぐに注油でき、完全な作業をきわめて短時間で行うことができます。また高い浸透性能と付着性能を両立しています。浸透性が高いのでチェーン以外の部位にも使えそうな感じ（「これ一本でＯＫ」）です。

特徴
・（浸透性 ）スプロケットやピン・プレートの僅かな隙間にも強力に浸透します。
・（付着性）高粘着性ポリマーにより薄い被膜がチェーンに強力に密着。飛散りにくいです。
・（防錆性）錆の発生を抑制し、チェーンの寿命を延長します。
・（水置換性）金属表面に付着している水分、湿気と置き換わり潤滑・防錆被膜を形成します。
・（潤滑性 ）フッ素樹脂系固体潤滑剤を配合し、長期潤滑性・耐摩耗性・耐水性を持続します。
・（低フリクション）チェーンの動きが軽くなり寿命も長くなります。
・（クリーニング性）油溶解性に優れるので取り残した油汚れもキレイにし、潤滑被膜を形成します。また、継続使用で、汚れを防止します。

今までかなりマニアックな潤滑剤を使い、かなり気を遣ってメンテしてきたハイロード青山のマイバイクにもこのたび導入してみました。塗った感じはまさしく「ハーフウェット」で、べたべたもしないがワックスのように乾いた様子でもないです。この夏はこのチェーンオイルで走ってみようと思います。

４）注目のチューブレスタイヤの味方、「タイヤフィッティングローション」

ＩＲＣ　チューブレス・フィッティング・ローション
￥８７５税込

現在もっとも注目されているロードバイクパーツの一つが「チューブレスタイヤ＆ホイール」であることは論を待ちません。

• チューブがないのでチューブ変形に由来する転がり抵抗がなく、走りが軽い
• リムうちパンクの危険が少ないので低圧でも安心して走れる
• もともと転がりが軽いので圧を下げても走りが重くならない
• 将来的には軽量化が期待できる

といった従来のホイールシステムの限界を突き抜ける可能性を秘めた新しいシステムです。
　しかし現状では扱いがデリケートだったり、価格面でまだこなれてきていないなど、ややハードルが高いのも事実です。今回の商品「フィッティング・ローション」はタイヤ装着作業をより簡単にし、あわせてエア漏れの危険を減らすという、システム全体の使い勝手・信頼性を向上させる小物です。

　今後もっとたくさんのタイヤ・ホイールのメーカーがチューブレス規格に積極的に参入し、さらに優れた製品を発表してくれるのを、ロードバイクファンとしてはワクワクしながら待っているところです。

５）【マイバイク装備１】リムプラグはやっぱり超軽量だった！

ベロシティ　ベロプラグ
￥１，８９０税込　
72個入り
サイズ：　イエロー（スポークホール径9mm対応）　・　レッド（同8mm対応）

来月上旬のハイロード主催イベント「ノリクライム」に向けて、自分もホイールを新調しました！そこですでに愛用している「リムプラグ」の重量を計ってみました。

• シマノ純正リムテープ（ブルーのプラスチック）：約23g
• ベロプラグ車輪１本分（フロント１６個・リヤ２０個）：約4g

というわけでなんと片側２０ｇ近く軽量化できてしまうことが確認できました。プラグの数が減らせるのでとりわけスポーク数の少ないホイールで有効です！掲載のイエローはシマノＷＨ−７８５０−Ｃ２４−ＣＬにぴったりでした。

（左：リムに付けたところ。右：うらはこんな感じ）

• リムプラグとはリムに空いているスポーク穴をふさいで、そこからチューブが破裂しないようにする小物です。通常はリムテープ（リムフラップ）という帯を巻いてカバーします。
• リムプラグを使うとリムの内側空間が広くなり、タイヤのフィッティングが緩くなるので、パンクしたときにリムからタイヤが外れやすくなるので、その点は使用時に注意が必要です。また同じ理由でタイヤの装着はかなりラクになります。

６）【マイバイク装備２】定番といわれようが・・・、良い物はいい！

シマノ　ＷＨ−７８５０−Ｃ２４−ＣＬ
前後セット￥１１３，４９３税込
（ホイールバッグ・クイックシャフトなど付属）

このところずっと新しいホイールが欲しくて我慢していたのですが、「ノリクライム」を口実にして、ついに買っちゃいました。慎重に自分にあったモデルを検討した結果、やや定番すぎるかもしれないと思いつつこのモデルになりました。
　このホイールは軽量でスポークも少ないので、体重が少ない人・ペダリングに無理のない人向けです。またスポークが少ないので軽量ホイールの割には高速巡航性能にも期待できます。

早速取り付け作業したので、その過程で計った実測重量を載せておきます。

• フロント601g（クイックシャフト・リムテープなし）。公称値は597g
• リヤ803g（クイックシャフト・リムテープなし）。公称値は794g

前後セットだと1404g。公称値との差がきわめて少ないのがさすがシマノ、正直者です。封入されたグリスの重さまで考えたらきわめて正確といえるでしょう。

なお、これまで使ってきた（今でも大好きな）カンパニョーロ・ニュークリオンはペアで1646g（フロント680gリヤ966g）でしたから、なんと今回のホイール交換で242g、カセットスプロケットまるまる１個ぶんの軽量化になりました。さすがに７〜８年前のホイールであるニュークリオンからの技術の進歩を感じます。（しかしニュークリオンのバネの利いた走行感覚は今でもすばらしく、「走って楽しい」、さすがカンパニョーロと思わせるホイールです。こういう乗り味のホイールは市場から消えて欲しくないですね。）

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