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「カンパニョーロの電子式メカEPSセミナー」
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作成2012/03/22 |
昨日はハイロード定例研修日、今年の第10回でした。東京お台場で開催されたカンパニョーロの注目新製品、電子制御式変速装置セット「EPS」のセミナーに参加してきました。
会場の模様は撮影禁止でしたが製品のクローズアップは撮影許可をもらえたので少し撮影してきました。各写真のコメントとともに下のアルバムからどうぞご覧ください。
★アルバムはこちら(ピカサ。別ウィンドウにて)
以下は手元のメモから抜粋です。テクニカルなことは実にたくさん聞いてきたのですが割愛します。
- 参加者25〜6人に対しバイク5台、問屋さん含むスタッフ7人程度と手厚い体制。5人グループで実際にバイクの感触と各種調整を体験させてもらった。
- 変速のクリック感、エルゴレバーの形状(機械式とほとんど変更なし)、レバー長押しでの一気変速のフィーリングが良かった。リヤの一気変速では大ギヤ方向へは一段づつ踏みしめるように上がって行くのにたいし、小ギヤ方向へはやや駆け下るようにタイミング早く変速する(ただし不安定ではない)。ライバルのアタックに反応して瞬時にギヤを重くするときなど(カンパではこれを「シフトダウン」と表現しているので要注意)、この小気味いい感触がないと選手からは叩かれるだろうと想像できた。シマノだと「スプリンタースイッチ」を使って加速しながら徐々に変速することが可能で、変速操作の戦略が違っている。
- 価格はスーパーレコード級で約55万円、レコード級で45万円・・・。ちなみにシマノ・デュラエースDi2(電動式)は32万円。
- 適合フレームが専用のワイヤ内蔵式に限られる、プロが組み付けた状態での一体購入を要するなどメーカー保証の要件は非常に厳格になった。たしかに構造上たとえば他社のクランクセットでは性能が出ない(あるいは危険)であろうと想像できた。
- 総じて非常に内容の濃い、すぐれたセミナーであったと思う。
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