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ツーリングからトレーニングまで、「情報力」抜群の
GPSマップコンピューター Xplova G3
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作成2013/04/22 更新2013/04/26(内容整理) |
当店で2011年夏から使用しており、お客さんにもだいぶご紹介してきたユニークなGPSマップコンピュータを、ようやくこのサイトでご紹介します。あまりに多機能なのと、自分が「ぜひ実現したい」と思っていた機能を使えるようにする工夫のためにちょっと時間がかかってしまいました。
コストパフォーマンスからみると世界最高峰といってもいいくらいのお勧めモデルです。
★そもそもGPSってなに?と思ったらこちらからご覧ください(アトラスコーナー。別ウィンドウにて)
Xplova G3 (エクスプローヴァ ジースリー)
スタンダード(センサーなし本体のみ) ¥31731税込
プロフェッショナル(スピード&ケイデンス、心拍のセンサー類フルセット)¥35910税込
- 重量:117g
- 2.2インチTFTカラー液晶ディスプレイ(タッチパネル非対応)
- 交換式リチウム充電池使用(標準動作時間10時間)
- IPX7防水仕様、耐衝撃
【GPSマップコンピューターはここがすごい!】
とくにツーリングの場面で、今やGPSマップは自分にとって”なくてはならない”頼れる相棒です。皆さんにもこの便利さ・安心さをぜひ味わっていただきたいと思います。
- 1)ツーリングで道に迷わない
- 当店でGPSマップを使い始めた最大の理由はこれです。田舎道で目印がなにもない曲がり角でも自信を持ってルートをたどれるのはストレスがなく、ツ ーリングの楽しみが増します。予定外のルート変更などの場合も周辺の地図を参照して確実なコース取りができます。
- 2)盛りだくさんのツーリングコースを走れる
- 道に迷う危険がないので、今までだったらあきらめていたような細かな寄り道もルートに盛り込めます。ルート作成の段階で標高などコース情報を検討することになるので実際に走ってみたときに「予想外にきついルート」といったトラブルもなくせます。
- 3)走った記録を地図で見られる
- 実際に使ってみて感心したのがこの機能です。走行中の記録(GPSログといいます)を取っておいて、走った後で専用のソフトウェアで見てみると、立ち寄ったポイントなどがはっきりととらえられていて、サイクリングの記憶が鮮やかによみがえります。さらに一部のGPS製品では走行中に撮影したデジカメ画像を時刻情報を手がかりにして地図上に配置し「写真入り旅日記」を作ることができるのです。
- XplovaG3とその専用ソフトウェアには標準ではこの機能がついておらず悔しい思いをしていたのですが、最近別の無料ソフトウェアと組み合わせることでついにこの「写真入り旅日記」を作成することに成功しました。その方法も追ってこのサイトで詳しくご紹介する予定です。
(クリックするとG3のデータを使用したマップが開きます。別ウィンドウにて)
【Xplova G3はここがおすすめ!】
- 1)驚異のコストパフォーマンス
- GPSマップの分野ではアメリカの「ガーミン」社が先駆者で優れた製品をたくさん作っています。しかし同社の製品は「最高の機能でお値段も相応」という性格です。これに対してXplova
G3は(アトラスシリーズも同様ですが)、ほぼ半額というほどのお値打ち価格で十分実用に耐える機能を提供できているのです。地図データについてもガーミンでは1データあたり数千円の追加出費を必要としますが、Xplova G3ではこれも無料なのです。
- さらに当店おすすめのアトラスシリーズ「ASG-CM31(フルセット)」と比較しても約4千円(一割以上!)も安くGPSマップコンピューターを使うことができるのです。当店では「お手頃であることそれ自体が商品の一つの性能・価値」という観点からXplova G3を大変高く評価しています。
- 2)全世界対応、しかも地図データが無料!
- Xplova G3では地図データとして無料で作成公開されている「オープンストリートマップ(OSM)」を採用しており、日本のみならず世界中の地図が無料で使えます。自分はホノルルセンチュリーライドで便利に使いました。輸入元によると海外出張の多い方がハンディナビとして購入する事例もあるそうです。
- OSMは有料の地図(たとえばアトラスが採用する昭文社のもの)と比べると正確さや情報量に若干劣るところがあります。しかしその内容は日々進歩しており、現に自分が使い始めた2011年から比べると現在の日本地図はずいぶん詳細になってきています。ルート案内として使うのであれば十分な性能を既に備えているといっていいでしょう。
- 3)完全防水で電池交換可能
- 他社のGPSマップは電池交換ができないものが多いです。防水性能を高めるにはいい方法ですが、行動中にバッテリー切れになった場合に困ります。Xplova G3では防水機能を維持しながら電池交換を可能にしていて、予備の電池(約¥2500)を使えば行動中の電池切れの心配がありません。これは長距離ツーリングなどでとくに重要なポイントになります。
- 4)設定コースの標高推移(プロファイル)を見ながら走れる
- ツーリング中に「あといくつ峠があるのかな」と気になることはよくあります。Xplova G3ならプロファイルをグラフ表示させて確認しながら走ることが簡単にできます。
- 5)インドアトレーニングに最適!グラフ機能
- 「時間x速度」や「時間x心拍数」といったデータの変化を時間を追ってリアルタイム表示させるグラフ機能がついているので、インドアトレーニングをしながら目で見てペース管理をすることができます。まるでスポーツジムの専用マシンのような機能です。もちろんタイムトライアル競技などにも最適です。
【その他の主な仕様】
- 2GB内蔵メモリ(増設不可)で数万km相当のログデータを収容可能
- ログデータは独自仕様(TRK)のほかGPX形式でも出力可能
- センサーの通信規格は汎用性の高いANT+なので他社のコンボセンサーが流用可能(ガーミンやiBikeなど)
PC用ソフトウェア「X-Tracks」について
お手元のPCに専用ソフトウェアをインストールすることでG3を管理・運用します。
- 対応OS WindowsXP以上
- 地図データのダウンロードやコース(トラック)作成、アクティビティ分析管理などに使用します
オンラインサービス「Tour.Xplova」について http://tour.xplova.com/
インターネット上でコース(トラック)作成やアクティビティの管理、共有などができます。後日ご紹介する「写真入り地図日記」製作ではこのサービスが活躍します。
【ユピテル・アトラスシリーズとの比較】
当店のもう一つのお勧めGPSマップ、アトラスシリーズとの比較をまとめました。ご自分の好みに合うモデルをチョイスしてください。
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Xplova |
アトラスシリーズ |
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G3 スタンダード
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G3 プロフェッショナル
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基本モデル
ASG-CM13 |
上級モデル
ASG-CM31 |
上級モデル
ASG-CM31SP |
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基本
構成 |
センサー対応モデル
本体のみ |
センサー対応モデル
本体&センサーフルセット |
センサー非対応モデル |
センサー対応モデル
本体のみ |
センサー対応モデル
本体&センサーフルセット |
価格
(税込) |
¥31731 |
¥35910 |
¥29400 |
¥34650 |
¥39900 |
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このページに掲載 |
当店紹介ページ
(別ウィンドウにて) |
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本体色 |
グレー |
ホワイト |
レッド |
標準電池寿命 |
公称10時間 |
公称15時間 |
○優れたところ
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非対応 |
非常に明るく大きな液晶とスマートな外観
(紹介ページに動画あります!) |
ボタンの少ないタッチパネル操作。
反応が速く手袋のままでも操作可能(感圧式) |
見やすく情報が豊富!昭文社の詳細地図内蔵 |
行き先の検索登録・電話帳機能など、出先での検索が容易 |
全世界の地図が無料で利用できる(オープンストリートマップOSM) |
非対応 |
電池交換可能。予備電池を持てば行動時間に制限がない |
設定ルートの標高推移を見ながら走れる「コースプロフィール表示機能」 |
「速度x時間」「心拍数x時間」などのグラフをリアルタイムで表示できる。 |
中間目標地点への距離をつねに表示できる機能 |
設定ルートの曲がり角ごとに音とサインで方向を示す
「Turn-by-turnルートナビ機能」 |
2台目バイクへの増設が容易
(センサーは約¥4500、マウントは当初から2つ同梱) |
×:不満なところ |
ボタンの反応時間がやや遅くなるときがある(センサースキャン中など、機器の処理負荷がとくに高いとき) |
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Turn-by-Turn表示のタイミングがやや遅い(35km/h程度以上の場面で) |
【Tips】 スマートフォンではなく専用のGPSマップがおすすめです
最近のスマートフォンの普及で「GPSマップを別に持つ必要があるのかな?」というご質問を時々いただきます。自分は「別に持つほうがいい」と考えています。
- スマートフォンは「電話」であっていざというときの「命綱」。電池切れの危険は冒せない。
- スマートフォンの電池寿命はごく短いので長時間のサイクリングに対応できない。
- ルートを事前に登録して使うなどの使い勝手は専用機のほうがすぐれている(はず、と、思う)
というのがその理由です。サイクリングはアウトドアスポーツですから安全をとくに考える必要があります。都会の散策サイクリング程度ならスマートフォンでも十分まかなえるでしょうが、本格的なツーリングだったらやはりGPSマップとしては専用機を持ったほうがいいと思います。
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