2015/12/10カンパニョーロ2016テクニカルセミナーメモ　スポーツバイク・ハイロード

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「カンパニョーロ2016テクニカルセミナーに参加しました」

作成2015/12/10

昨日の研修日にセミナーに参加しました。内容が面白かったのでメモを公開します。ただし、カンパニョーロジャパンはセミナーの模様を撮影録画することを禁止しており、メモと記憶がたよりの再現なので内容の正確性については保証ができません。あしからずご承知おきください。

ちなみにライバルのシマノのセミナーでは開講前に懇切丁寧なパワーポイント資料が配布され、それを見ながら先のほうのことを考えたりしながら聴講できるためセミナーの時間が非常に有益に過ごせるのですが、残念なことです。居眠りしちゃってる参加者もけっこう見受けられましたね。

セミナー内容のメモ

◆ＥＰＳの新バージョンＶ３登場、レコードとスーパーレコードのみ。コーラスはＶ２で継続販売。Ｖ３は2月発売予定。

パワーユニット（電池）とインターフェース（ジャンクション）のみの交換でＶ２コンポをＶ３にアップデートできる。しかしこの一部組み換えにはワランティーの問題が伴うので購入店で相談するのが無難。
Ｖ３はANT+およびBluetoothLE(BLE)双方の通信機能があり、ANT+でガーミンＥＤＧＥ1000と520、およびミオシクロのサイクルコンピューターに情報を表示できる。
スマホにアプリMyCampyを入れることで、BLEで通信させることができる。これによっていろいろできる。
１）マイガレージ。ホイールやコンポなど各パーツを登録し各々の使用距離を管理する。これは他社コンポのバイクでも使えそう。
２）マイセッション。ＥＰＳ搭載バイクの走行記録を取り、その間の変速動作記録などが残る。データはカンパ社サーバーにアップロードされ保管される。
３）マイＥＰＳ。ＥＰＳ搭載バイクの各種セッティングを調整できる。クロスシフト自動化、片側エルゴで前後操作、変速速度変更、一気変速段数設定など。これらの設定データを「スタイル」というプロファイルとしてサーバーに保管できるので、異なるバイクに同一のセッティングをするのが容易。
４）プロメカニック画面。ショップメカニックが申請して初めて使える機能。スマホ画面上から変速機を動かしたりエルゴレバーのスイッチの診断などができる。

◆ダイレクトマウントブレーキ。従来品よりちょっと重い。１９Ｃリムに２８ｍｍタイヤを付けてもクリアランスに余裕がある設定。シマノと同一の取り付け規格。
◆2016新製品はこのほかギブリだけなのでスモールパーツカタログが発行されない。2015年版を引き続き使用すること。

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