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「前乗り快適!なTT用サドル誕生!」

作成2016/03/07
★ヴァーテックス80ソリッドサドルを当店「サドルテストサービス」対象に加えました。
こちらからチェック!(別ウィンドウにて)

2015年各社の展示会でもとくに目を引いた、よい形のサドルを試してみました。予想通りとても使いやすいサドルです。

【まとめ】
1)太目&フラットなノーズで前乗りが快適なサドル
2)前後に座り分けがしやすく、走行中のポジション微調整がしやすい
3)秀逸なボトルケージ台座が作りこまれてお買い得


ライダーの求める性能盛りだくさんのTTサドル二点

【プロファイルデザイン】ヴァーテックス80サドル(写真左・中央穴あきのモデル)およびヴァーテックス80ソリッドサドル(写真右・中央溝のみのモデル)
いずれも税別16880円(ボトルケージおよび台座付属)

トライアスロン・タイムトライアル用の前乗りに適したサドルです。ヴァーテックス80、同ソリッド両モデルとも絶妙のノーズ幅(先端幅53mm)と適切な幅の中央の溝、さらに溝の両脇の土手部分が平らになっていて圧力が分散されるというノーズ部分構造の工夫が相まって前乗り時に非常に安定して乗ることのできるモデルになっています。まんなかから後部にかけての横断面は丸みを帯びた形状になっていて、サドル上で骨盤が左右に振れてしまっても痛みが起きにくいかたちをとってあります。


(絶妙のノーズ部分。フラットな「土手」とカーブした後部)

ノーズ幅をほかのサドルと比較してみましょう。下写真左は旧モデルのフィジーク・アリオネ(大定番だったサドル)で、先端から70mmの場所のノーズ幅は43mm。右の緑色のサドルはコーブのフィフティファイブJOF(当店の前乗りサドル一番人気)で、先端幅は62mm。中央のヴァーテックス80ソリッドは先端幅が53mmです。膝をことさらに締めて乗る癖でもない限りヴァーテックス80シリーズでノーズが太すぎて困るというライダーは少ないでしょう。

★「サドルノーズ幅小研究」はこちらから(別ウィンドウにて)

横から眺めるとサドルトップは平たんになっていて前後への骨盤移動がしやすく、長時間の走行でもストレスを分散させやすくなっています。

両モデル共にがっちりしていながら調整が自由なボトルケージ台座とケージ一個が標準付属します。この位置はエアロダイナミクスに大変優れていて、トライアスロンバイクでは代表的なボトル取り付け位置の一つとなっていますね。


(台座はサドルにじかにボルト止めされる。弓状のアームに沿ってクランプ位置を調整可能。)

中央に穴があいているのがヴァーテックス80サドル。穴があるのでスイムのあとでぬれた体を風で乾かしやすく肌の擦れのトラブルを軽減します。もっとも穴が大きいぶんお尻に接する表面積が少し小さくなっているわけで面圧の上昇によってサドルを硬く感じる危険もあり、一長一短といえるでしょう。


(溝だけでなく穴まで設けたヴァーテックス80)


ハイロード青山が試してみました

面圧が下げられる穴なしタイプのヴァーテックス80ソリッドを、インドアトレーナーで小一時間試してみました。パワーはほぼその時間維持できる限界まで上げていましたのでサドルにかかる荷重は少なくなりやすい条件です。

つかってみて感じたのは、エアロバーを付けるバイクにはもちろん、通常のロードバイクやトラックレーサーなどでも前乗り傾向の走りがしたいのであればとても乗りやすいモデルです。堅実なモノづくりを感じるプロファイルデザインらしい逸品です。

★ヴァーテックス80ソリッドサドルを当店「サドルテストサービス」対象に加えました。こちらからチェック!(別ウィンドウにて)

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