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スポーツバイク・ハイロード

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バイクシューズの選び方(4)

作成2008/01/08
小更新2008/01/12

第4章 サイズ合わせ〜上級編(インソールなど)

基本編でおおよそ自分にあった靴を手に入れることができたら、次はもう一歩「自分ならでは」のぴったりな靴を目指して工夫してみましょう。ここでは、

○ボリュームレデューサー
○カスタムインソール成形

の二つの方法をご紹介します。当店ハイロードではこれらの他にも様々なご相談に応じる用意があります。お気軽にお問い合わせください。


A)ボリュームレデューサー

ボリュームレデューサーとは一種のインソールで、これを挿入することで靴の容積を減らしてやや小さい足にフィットさせる部品です。サイズがややタイトでつま先があたってしまう靴よりは、やや大きめな靴にこのボリュームレデューサーを組み合わせてつま先に余裕を残す方が明らかに快適に長時間走ることができます。

写真の青いインソールが当店で使用しているレデューサーです。これは厚さが2.3mmとやや厚めのものです。他に白い1.5mmの素材や、さらに薄いものも使っています。数枚重ねることも可能です。材質はプラスチック系で、体重でしなって靴底になじみつつ、つぶれて厚みが変わったり足に硬く当たる感じにならないものを選んでいます。

自転車の世界では伝統的に靴底が薄いことを良しとする考えがあります。靴底が厚くなると高下駄を履いたような状態になりペダル軸とくるぶしが遠くなるので、てこの原理からアキレス腱により大きな負担がかかってしまうので良くない、という考えによります。この考え方から、靴メーカーやペダルメーカーは製品の薄さを売りにするケースも見られます。

たしかに自分も他の条件が同じであれば靴底及びペダルが薄い方がふくらはぎの負担が少なくダイレクトに力が伝わるように感じます。

しかし、そのために靴のフィット感が犠牲になったり足の裏が痛くなったりするのでは(このことはインソールのところでもでてきます)マイナスのほうがおおきいと自分は考えています。いままで靴底を薄くしたいがために靴が緩くてもがまんしてインソールを使わないでいた人はぜひ一度試してみて欲しいと思います。

当店ハイロードでは作業時間約30分から、作業工賃4000円程度(材料費込み)でボリュームレデューサーの制作を行います。要予約です。お気軽にご相談ください。


B)カスタムインソール成形

カスタムインソールについては、近日中により専門的なページを作成予定ですのでここでは概略だけご紹介しましょう。
インソールの機能は靴の容積を調整するだけでなく、乗り手ひとりひとりの靴と足とに合わせてカスタム制作することで足の形状・機能に応じたかたち・素材によって足の機能を助ける効果を期待できます。

原理機能を省略していうと、当店でお勧めのカスタムインソールを使うと、

○足が疲れにくくなる
○足裏(拇指球下)の局部的な圧迫痛が少なくなる
○靴のなかで足がずれにくく、バイクとの一体感がより強く感じられる

といったメリットが見込めます。

ただし、これらのメリットは現にこういった症状で困っている人には顕著に体感してもらえますが、とくに問題のない人が予防的に使ってもメリットを感じられません。いわば「ビタミン剤のような」効果のサービスです。

当店ハイロードでは、「シダス・コンフォマーブル」という成形インソール制作サービスを提供しており、インソール価格は9000円から、成形工賃は別途3000円程度で制作しています。所要時間は約30分からで、要予約です。

上の写真の赤いインソールはシダスの完全整形タイプ(ただし旧モデル)で、乗り手の足形がほぼ完全に再現されます。写真からも微妙な整形によるカーブが見て取れると思います。当店でもっともお勧めしているタイプです。

なお、シダスの入門モデルで3200円というものもあり(「スーパースリム」)、これは同社の足底サポート理論をお手頃に体感できる優れものだと思います。いずれにせよまずは説明を見てきいてから試すのがお勧めです。

シダスの公式サイトはこちら(外部リンク)

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