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スポーツバイク・ハイロード

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「シダス・コンフォマーブル」
カスタムインソール
技術解説(2)
 

作成2008/01/18

第2項 足の障害の現状と傾向

 欧米人にとって靴を履く習慣は長い自国文化のなかで形成されてきたもので、幼い頃から生活のなかで正しいかたちの靴を選んで履く習慣が成り立っているといいます。

これにたいして日本人にとって靴とは外来文化の産物であり、幼い頃に正しい靴を与えることはおろか、成人したあと自分で正しくフィットした靴を選ぶことですらその方法が知られていないのが現状です。

「足の異常のタイプと比率」 

このような事情を反映してか、研究によると日本人の84%が足裏に問題を抱えていて、このうちの74ポイントが「過度の外反足(扁平足)」、残りの10ポイントが「過度の内反足(ハイアーチ)」とされています。

さらに内訳として、片足のみ外反(54ポイント)、片足外反・片足内反(10ポイント)、両足外反(10ポイント)、片足内反(8ポイント)、両足内反(2ポイント)、正常(16ポイント)、という報告があります(元データママ)。つまり左右に違いのある人が72ポイントにのぼるということです。

 過度の外反足(以下たんに扁平足といいます)とは、「過度に足の骨が下がり土踏まずが内側に倒れ、低下した状態の足」をいいます。
 扁平足になると、内側タテアーチがつぶれているだけでなく、ヨコアーチもつぶれてしまっている場合(これが極端になった状態を「開張足」といいます)が多いそうです。このような状態の足では身体の重心が前に移動し、猫背になったり逆に腰を前につきだした姿勢になりやすく、この場合には腰痛の原因になることもあるといいます(内反の場合は逆に重心が後ろに移動し、いかり肩になる場合があります)。

 さらに片足だけが扁平の場合、そちら側だけアーチが低いので結局脚の長さ(腰骨から足裏までの距離)が少なくなり、そちら側だけ腰骨が下がった状態で着地した状態になって下半身全体にねじれが生じたり、さらにこれを補正するために上半身にまでゆがみが及ぶ場合があるといいます。こうなると左右の動きに違いができるという問題もあります。

 なお、外反足・内反足を判定する簡単な方法として、平らなところに足をそろえて立ち、膝を屈伸してみるという方法があります。なるべくリラックスして屈伸を繰り返すと、外反傾向のひとの脚だと膝を曲げるときに膝が内側に倒れ込んできます(X脚のような外見になる)。逆に内反傾向の人だと膝が外側に開いて行きます(O脚のような外見になる)。

 このような事情を考慮すると、
1)足裏のアーチを補正する手段を用いるとそれまでよりも体全体のバランスが整ったり、疲労や痛みが軽減する可能性のあるひとが相当数存在するであろうということ、
2)左右の足裏のかたちが均等であることはむしろ少ないということ、
3)扁平足傾向の人が比較的多いこと、
これらがいえそうです。

シダスインソールはまさにこのような補正手段としての機能を備えています。


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